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福重にある橋
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福重にある橋
今富橋(いまどみばし)
今富橋(大村市今富町)、下は佐奈河内川
今富橋、銘板の合成写真
文字は、福重小学校生徒さんによる揮毫
今富橋(いまどみばし)

橋のデータ
・長さ:22.50m  ・幅:8.75m  ・市道名:坂口皆同線
・竣工年:1990(平成2)年3月
(注:この橋は、長崎県大村市今富町に架かっている)

 この橋は、上流から重井田町、野田町、立福寺町と流れ下ってきた佐奈河内川長さ2.924km)ち郡川との合流地点より約400m上流に架かっている橋です。また、この橋は、宮代町の高良谷付近や野田町の赤似田堤から流れ下ってくる野田川の合流地点にもなっています。

 今回、この橋を撮影した時にやや驚いたのが、銘板の文字が福重小学校の(当時の)生徒さんによる揮毫(きごう)でした。(右下側の合成写真をご参照願います)いずれも、なかなか立派な筆字です。

 当時選ばれた小学生の方は既にそれぞれに大人となって、ご活躍されていると思いますが一生記念に残る名前だなあと思いました。また(調べた訳ではありませんが)このように小学生による橋銘板の揮毫は、全国例でもあまり沢山ないのではないでしょうか。

 この橋の名前の由来である「今富」と言う名称は、江戸時代にも二つほど呼び方があって、現在と同じ「今富村」(いまどみむら)と別名「今留村」(いまどめむら)との呼称です。ですから、今でも「いまどめ」と発音されているご年配の方もいらっしゃいます。言葉は進化はしますが、いずれも正しい呼び方と思います。

 右上側写真の左側に、小高いこんもりした林が見えますが、この所付近には戦国時代、尾崎城があった所です。この尾崎城は、大村郷村記に「尾崎の古城」と書かれています。

 この尾崎城は、この地の豪族・今富氏の居城という伝承があります。今富氏は、歴史にも度々登場する人物です。(尾崎城の詳細については、ここからご覧下さい

 今富町には、伝統の郷土芸能として今富浮立(いまどみふりゅう)があります。町内の方が練習されているのは、この橋より数百メートル上流側にある今富町公民館です。(今富浮立についての詳細は、ここからご覧下さい

 あと、この今富橋周辺は、(もちろん稲作もありますが)ブドウ、いちご、生花などのハウス栽培も盛んな地域です。
(掲載日:2007年2月2日)

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