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福重にある橋
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福重にある橋
重井田橋(しげいだばし)
重井田橋(大村市重井田町)、下は佐奈河内川
重井田橋、銘板の合成写真
重井田橋(しげいだばし)

橋のデータ
・長さ:13.00m  ・幅:4.80m  ・市道名:河内重井田線
・竣工年:1971(昭和46)年6月
(注:この橋は、長崎県大村市重井田町に架かっている。なお竣工当時の道路名は銘板を見ると「新福重線」と呼称されていたが、現在は河内重井田線である)

 この橋は、佐奈河内川長さ2.924km、郡川の支流)の上流域で重井田町内に架かっている橋です。1971年に架け替えられましたが、それ以前は(私の記憶あいまいなところもありますが)木造の橋だったと思っています。

 私の福重小学校の頃、毎年春に松原小、竹松小、郡中学校などと合同で野岳湖にあったグラウンドで運動会をしていました。これは、この野岳の堤(長崎県下最大の湖)を造った深沢儀太夫に感謝するものでした。この運動会がある時、行きか帰りかに、この橋も歩いた記憶があります。

 現在は、鉄筋コンクリート製の橋で、ここを通る道路も全て舗装です。近年上流側の道路は拡幅されています。真夏ここにに来る時、途中の重井田ダムあたりから周囲にある緑濃い森林と佐奈河内川の関係からか、ひんやりして車内クーラーは必要ないくらいです。

 重井田町内で一番有名な名所旧跡は、郡岳(826m)と御手水の滝(おちょうずのたき、落差約30m、通称:「裏見の滝」とも言う)だろうと思います。いずれも、古代以前から現在も毎年多くの人に親しまれてきました。また、重井田町には、郷土芸能として重井田浮立も踊られていました。

 あと、重井田町は春夏秋冬で様々な撮影スポットがあり、特に自然いっぱいの被写体には魅力があります。そのほか、この重井田橋の下流付近には「天狗伝説」が伝わっていました。この近くの地名(字)でその名もズバリ「天狗通」(てんぐとおし)と「赤岩」(天狗が飛びそこなって怪我をしたことにちなんでいる)があります。

 それに地元での伝承として天狗が休憩したと言われている「天狗の足跡石」(タタミ8畳の平らな石なので通称”八枚敷”=はちめじき)と言う大きな石も、この重井田橋の近くにあります。あとまた、この橋の下を流れている佐奈河内川の上流域全体と言った方がいいのかもしれませんが、その清流とともに渓谷美もなかなかいいものです。

(掲載日:2007年3月5日)

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