2019年(大村市)小中学校郷土史クラブの成果発表会 福重小学校の発表内容:「いざ 福重の石仏のなぞへ」 2018年度・福重小学校・郷土史クラブ(6-2) |
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![]() 頭(あたま)だけの「仏頭(ぶっとう)」、全体が残る「単体仏(たんたいぶつ)」、大きな石に線(せん)で、彫られた(ほられた)「線刻石仏(せんこくせきぶつ)」などの種類(しゅるい)があり、それらの石仏が地区のあちこちにあります。これらの石仏について、くわしく知っていらっしゃる上野さんにお話を聞いたり、実際(じっさい)に出かけたりして調べ(しらべ)たことを発表します。 |
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![]() 地元(じもと)にあったものをほった石仏だけでなく、西彼杵半島(にしそのぎはんとう)で採れた(とれた)滑石(かっせき)というなめらかな石をこちらまで運んできて、作られたものも多いです。大村の自然石は、彫る(ほる)と割れ(われ)やすく、ほりにくいと言われています。形としては、レリーフタイプのものがたくさんあります。 |
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![]() 長崎県一美しい不動明王像と言われています。鎌倉時代(かまくらじだい)中期(ちゅうき)か初期(しょき)のものと考えられています。 |
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![]() いつごろ彫られ(ほられ)、なんという仏像(ぶつぞう)なのかは研究者(けんきゅうしゃ)も分からないそうです。 |
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![]() 仏頭は、大きな石仏が多いです。3体の中には、顔(かお)がはっきりわかるものが1体と、作りかけのものが2体ありました。 1か所にこんなにたくさんの石仏があり、とても驚き(おどろき)ました。特に、仏頭は大きくて、ひとめ見ただけで頭とわかるものがあり、これを作った人はすごいなと思いました。 |
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![]() 線刻石仏は、石全体の高さ100cm、横幅(よこはば)115cmで、えがかれている仏の高さは95cm、横幅は75cmと、とても大きいです。この石仏は太い線や細い線が均一(きんいつ)にほられており、上手な人がほったと考えられています。また、この左どなりの石には、途中(とちゅう)で、かくのをやめた線が一部ほられています。 |
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![]() 「その2」と「その3」は滑石製(かっせきせい)で、さわると、とてもつるつるしていました。線刻石仏(せんこくせきぶつ)と単体仏が同時(どうじ)にならんでいて、しかも古墳(こふん)の中にあることに、おどろきました。 |
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![]() また、みなさんがよく知っている「おおむら夢ファームシュシュ」の駐車場(ちゅうしゃじょう)わきにも線刻石仏(せんこくせきぶつ)がありますので、行く機会(きかい)があれば、ぜひ見てみてください。このように、福重には約30体というたくさんの石仏があります。 |
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![]() これで福重小学校郷土史クラブの発表「いざ!福重の石仏のなぞへ!」を終わります。 |
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下記横長写真は、2019年(大村市)小中学校郷土史クラブ成果発表会・福重小学校の発表 | ||
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<関係ページのリンク先> ・福重小学校・郷土史クラブの報告ページ:「9月11日、福重の石仏の講話(概要報告)」 「10月16日、弥勒寺町にある石仏(概要報告)」 「11月6日、福重町にある石仏(概要報告)」 「12月11日、発表原稿の作成準備など(概要報告)」 「2019年1月12日、発表に向けての準備と練習(概要報告)」 「2月2日、2019年(大村市)小中学校郷土史クラブの成果発表会」 |