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2021年度、福重小学校・防災教育実践委員会-第1回(概要報告)

(写真1) 福重小学校・防災教育実践委員会 (福重地区住民センター・大会議室)

2021年度、福重小学校・防災教育実践委員会-第1回(概要報告)
(写真2) 開会の挨拶(福重小学校校長)
 注:会議の正式名称は「令和3年度学校安全総合支援事業(防災教育)実践委員会」である。
日時:2021年7月27日13時00分〜14時10分
場所:福重地区住民センター・大会議室
参加:
全体16名
用語解説:
 ・防災
とは、「台風・地震・火事などの災害を防ぐこと。(防災訓練)」(デジタル大辞泉の解説より)
 ・ハザードマップ(hazard map)とは、「発生の予測される自然災害について、その被害の及ぶ範囲、被害の程度、さらに避難の道筋、避難場所等を表した地図。災害予測図。」(デジタル大辞泉の解説より)


会順(会次第)
 1)開会の挨拶(福重小学校校長)、2)学校総合支援事業について(大村市教育委員会)、3)実践委員の自己紹介、4)モデル校地域事業説明(福重小学校)、5)質疑応答)、6)意見交換、7)閉会の挨拶(福重小学校校長)

<会内容の概要>
1)開会の挨拶(福重小学校校長)
 お忙しい中、参加頂き感謝申し上げる。オリンピックも開催されているが、台風(8号)も来ている。今まで異常気象と呼ばれていたが、これだけ続けば異常ではなく正常なことと捉え(とらえ)て、対応していくことが求められている。

 昨年の水害で今まで経験したことがない人も多かった。災害は家庭から考えていく必要もある。今回の取り組み提案は不足もあると思う。皆様からのご支援ご協力も頂きたいことをお願いしたい。

(写真3) 学校総合支援事業の説明(大村市教育委員会)
2)学校総合支援事業について(大村市教育委員会)
 注:別紙(冊子)に基づき「大村市における取組内容」などの詳細説明があった。下記は、そのほんの一部である。
・事業実施期間 委託契約をする日 〜 令和4年(2022)2月28日

・拠点校名とモデル地域の学校名
 拠点校:福重小学校、モデル地域内の学校:幼稚園=1園(福重幼稚園)、小学校=2校(竹松小学校、松原小学校)、中学校1校(郡中学校)

・事業目標
 自然災害等発生時、児童生徒自身に「生き抜く」とともに「安全な社会をっくる」ための知恵と行動力を身に付けさせるため、「地域防災の中での学校」という視点から家庭、地域、関係機関等との連携・協働による質の高い学校安全の取組を推進する。

・事業概要
 大村市は、長崎県のほぼ中央に位置し、緑豊かな多良山系と「琴の海」と称されるほど波静かな大村湾に囲まれた都市である。豊かな自然に恵まれている反面、台風等の暴風雨の影響を毎年受け、昨年度は記録的な豪雨により浸水や山崩れ等の土砂災害が発生した。

 多良岳を水源とする主要河川は、水源から河口までが短距離であり、大雨や長雨等の現象によって河川が短時間に増水しやすく、被災時には、学校、家庭だけでなく地域及び関係機関と連携した迅速な対応が求められる。そこで、大村市立福重小学校を中心とした郡中学校区をモデル地域に指定し、以下の内容に取り組んでいく。 (以降、省略。なお、「事業の実施計画」「事業の成果指標」「委託事業経費」なども記されている)

3)実践委員の自己紹介
 出席者全員の紹介があった。(内容は省略)

(写真4) 中央奥:スライド上映中(福重小学校)
(写真5) 2020年7月6日、福重小学校・運動場の冠水 
4)モデル校地域事業説明(福重小学校)
 スライド映写(写真や映像)や配布資料を用いて、「災害から三位一体(学校・家庭・地域)で命を守る町づくり」〜災害安全を柱として〜」の説明が、福重小学校の担当の先生からあった。下記は、そのほんの一例である。

 1 主題設定の理由について@
 ・「令和2年了月豪雨」⇒24時間総雨量384ミリ被害総額約46億円
 ・国道34号から福重小学校へつながる道は冠水
 ・遅くまで迎えに来られない保護者
 ・夜遅くまで保護者の迎えを待つ児童

 1 主題設定の理由についてA
 ・第2次学校安全の拍i進に関する計画(平成29年3月24日閣議決定)において、「(中略)各学校における安全教育や安全管理、家庭・地域との連携の推進に当たって、地域間・学校間・教育間に差が存在している」と明記  (以降、省略。なお、「2 研究仮設」「3 研究計画」なども記されている)

5)質疑応答)、6)意見交換
 のべ10回近く質疑や意見交換がおこなわれた。(順不同ながら)その一例として、次の「」内などの発言もあった。 「学校支援アドバイザーとは?」 「来年2月末以降も継続して行くのか?」 「防災マップの活用は、どう考えているのか?」 「学校の防災教育の状況は?」 

 「昨年(2020年7月6日)の水害時、学校はテンヤワンヤ状態だった。しかし、長時間待っても保護者が来られない理由で、学校外は冠水のため通行不可などの状況を後で知った」 「地区での防災訓練は?」 「今年の福重地区の自主防災訓練は11月を予定している」 「ハザードマップの配布は、市として町内会以外の方へも考えるべきだと思う」

7)閉会の挨拶(福重小学校校長)
 私達の力だけでは不足がある。今回は第一回目の会議で、スタートである。今後、皆様と一緒に考え、動いていきたいので、どうか、よろしく願いたい。

 最後になりましたが、第1回目の「福重小学校・防災教育実践委員会」に参加された皆様、猛暑の中、大変お疲れ様でした。


関係ページ:(特設ページ)2020年7月6日、大村水害(豪雨被害)」 冊子「2020年7月6日 大村水害」<被害写真と記録集>


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