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福重の写真集 その331

2015年 大村市地域公共交通網形成計画・意見交換会<福重地区>(概要報告)

下図は配布資料の一部<竹松の新大村駅(予定地)を中心に公共交通ネットワークが強調されているのが特徴

大村市地域公共交通網形成計画・意見交換会<福重地区>
日時:2015年11月24日
19:00〜20:45 場所:福重地区住民センター
主催(の事務局):大村市商工観光部商工振興課交通政策グループ
全体の参加者:25人
(主催者・関係者・地域住民含む)

意見交換会・福重地区の会場

<次第> 1 開会  2 出席者紹介 3 あいさつ 4 説明 (1)大村市の状況 (2)公共交通計画について (3)福重地区の状況について 5 意見交換会 6 閉会

主な内容(概要)(2時間近くの意見交換会を詳細にまとめるのは難しいので概略のみを書いていることは、あらかじめご了承願いたい) まず、商工観光部長から、「大村市は今後、公共事業(例:図書館・新工業団地建設など)、交通関係で新幹線、スマートインターチェンジなど大きく変わろうとしている。

 今回、最初から計画案を立てている訳ではなく、地域状況の細かい把握や要望などを聞いてから考えていきたい。そのために今後も何回か意見交換会を開催したい」などの挨拶があった。その後、スクリーンに資料や写真関係を映写して、分かりやすい詳細な説明が担当者からあった。また、同内容の資料も事前に配布済みだった。

<地域からの意見・要望など>
  地域住民10名位から、のべ10数回の意見や要望があった。その中で概略、次の「」内などの発言があった。「病院へ通える(便利な)バスを」、「(この計画の)バスは福重を通るのか」、「現在、レインボー道路、野岳、シュシュ、シャクナゲ公園などへの観光客も多い。期間限定の運行でも良いから出来ないのか」、「民間がおこなっている買い物バスに、市が補助する考えはないのか」、「交通網の話だけでなく市役所の建て替え(移設)も一体で考える時期ではないのか」

  「この資料は分かりやすいが、綺麗過ぎる所もある。観光においては”大村は偉大な素通りの街”になっている。もっと、問題点なども具体的に書いておくべきではないのか」、「せっかくの機会だから短期間ではなく30年、50年、100年後も考えながら長期的視点で公共交通網は考えて欲しい」、「各地区の意見や状況も知りたいので、概要でもいいので報告書を市のHPやFBにでも掲載して欲しい」

  上記のような地域の意見や要望などに対して、市側からも丁寧な状況説明、出来る範囲内の答えなどがあった。(市側からの具体的な説明内容は省略) また、今後、何回かの意見交換会の開催や、全地区開催後の概略報告などについても実施していく旨の回答もあった。 意見交換会に参加された皆様、大変お疲れ様でした。
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上野の感想など:大村は(便数や路線の多少は別としても)「陸・海・空」の交通網がそろった長崎県内でも大変珍しい市だと思う。しかし、その実態では、せっかく長崎空港(大村市箕島町)に降りられた観光客のほぼ全員が長崎市内、島原半島、ハウステンボス、佐世保などへ行かれている状況である。まさしく、「素通りの街・大村」、「偉大な通過都市・大村」の現状である。

  一方、市民の日常生活でも、学生や高齢者など車運転されない人にとって「通学・通院・買い物”難民”」のような状況もある。これらは、新幹線や公共的な大きな建物が今後できるから考えると言うのではなく、何十年も前からの問題であったはず。市の公共バス維持のため(過去の一時期1憶2千万円)現在7千万円の負担と聞いた。

 決して少額ではないがゆえに、「循環バス・ 乗合タクシー・ミニバスが良い」、「ここにも停留所を」などの意見だけでなく、大村市政そのものと直結した中・長期の公共交通政策が求められていると思われる。全国や県内例も参考にしながら、公共交通が地域の”足”みたいな運行になればと願っている。

(掲載日:2015年11月25日)

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