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大村の馬頭観音

小川内の馬頭観音
小川内の馬頭観音

小川内の馬頭観音のデータ

 (1)石仏名称 小川内の馬頭観音(おがわち の ばとうかんのん)
 (2)所在地 大村市小川内町(市道の直ぐ横(東側)にある。
 (3)本体の大きさ 高さ56cm、横幅24cm、胴囲68cm
 (4)土台石の大きさ 高さ26cm、横幅33cm、周囲128cm
 (5)制作年代 大正7(1918)年旧3月19日
 (6)主な特徴 (基本形は)三面六臂(さんめんろっぴ)の立像
 (7)特徴点の補足 上下左右のバランスが良くスマートな造りである。
 (8)感想、その他 保存状態は良い。

 (大村)郷村記:大正時代の建立のため、江戸時代に編纂された(大村)郷村記に記述はない。土台の所には、次の「」内の太文字がある。正面:「馬頭観世音」、右側面:「大正七年三月十九日 小川内ニ建設」、左側面:「発起人 高以良米吉 渡辺福造
<注:左側写真は小川内の馬頭観音。(この裏下側に碑文の彫られた大正時代の土台もある>

<補足説明>
 上記のデータ表と重複するが、土台石に彫られている碑文を上野の補足含めて原文と現代語訳を書くと次の通りである。

 土台石の正面(南面):「馬頭観世音」 、 右側面(東面):「大正七年三月十九日 小川内ニ建設」 、 左側面(西面):「発起人 高以良米吉 渡辺福造

 現代語訳:馬頭観音を大正7(1918)年旧3月19日に小川内(郷)に建設(建立)した。発起人は高以良米吉と渡辺福造である」

 写真に写っているのは、新しい土台の碑文である。 これとは別に、この馬頭観音が載っている石垣の下側(裏側)には、碑文の彫られた以前の(大正時代の)土台石も置かれている。下側(裏側)にある土台には石工の名前も彫ってあるが、それ以外は新旧の碑文内容は同じである。

 像の感想を述べたい。立像だからスマートと言う第一印象は大きいが、上下左右のバランスが整っている。また、レリーフが高く、細部まで良く彫られている。そして、保存状態も良い。さらに、この馬頭観音は、地元・小川内町の方々が、毎年、熱心に祀っておられるようだ。市道の真横(東側)にあり、像の手前側周囲には車数台止められるスペースもあるので、お参りや見学も容易である。

(初回掲載日:2015年9月10日、第二次掲載日:9月11日、第三次掲載日: 月 日 )

馬頭観音の用語解説  

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