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福重郷土史同好会
2014年の活動報告(4)

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第55回例会報告
日時:2014年6月10日19時00分〜20時40分、参加:3名 、場所:福重地区住民センター

報告など
(前回2014年4月8日例会以降から主な事項のみ)
(1)4月11日、市史だより第3号発行(上八龍の線刻石仏の紹介)<別紙参照>
(2)5月 6日、福重小、白馬さまの調査(撮影、大きさなどの計測)
(3)5月 9日、清水の線刻石仏、拓本作業に初成功(大きさの計測、精密写真撮影やGPS実測など)

(4)5月 9日、萱瀬の馬頭観音数体を調査(撮影、大きさの計測、GPS実測など)
(5)5月29日、竹松遺跡(国道近く)の見学
(6)5月21日、新生クラブで郷土史講演会

(7)5月29日、長崎新聞に (福重村写真集) 「銃後の郷土」記事掲載
(8)6月 4日、福重小、11日開催予定の講演準備打合せ
(9)6月 8日、花菖蒲まつり、郡三踊りの同時上演(国の重要無形民俗文化財に今年指定)

福重小にある二宮金次郎像

議題
1)清水の線刻石仏

 ・場所は弥勒寺公民館から東側へ約200mである。
 ・清水の線刻石仏は大きな岩の一部に彫られている。
  ・この岩からの清水が字(あざ)「清水」の由来であろう。

 ・2009年3月15日の発見後、相当経っていたが染み出す水のため拓本作業が出来ていなかった。やっと、5月9日に初成功した。
  ・姿形で基本の形は他の線刻石仏と同じある。
 ・線刻模様が他の石仏と比べて幅が数倍広くて雑な感じがする。(ノミかタガネ彫か?)

 ・制作年代は、新しいのではないか。(例えば室町時代頃か?)
 ・この石仏は今までの書籍類には何も書いてない。
 ・CG加工写真、その他は後で発表予定である。

)竹松遺跡(国道近く)の見学
 (主な説明内容の紹介と討論)
  ・縄文時代晩期の遺物が出土(隣の車両基地発掘地にない特徴)
  ・川の流れたあとが、いくつもあった。
 ・遺物の中には上流側から流れて来たのもあると言う。
 ・人の生活の痕跡最下部に黒い地面が見えた。
 ・カメ式の墓も見学した。
 ・いくつかの小さな遺物も見せて頂いた。

3)福重小学校にある「白馬さま」
 ・白馬さまは、校舎裏側の一段高い畑にある。
 ・5月9日の調査で石祠の裏側に碑文があった。
 ・建立年は、昭和16(1941)年1月と判明した。
 ・建立目的は、教職員と児童の守護神である。
 ・毎年1月終わり頃にPTAで祀っておられる。
  (詳細は、「白馬さま」ページから参照)

4)福重小学校にある「二宮金次郎像」
 ・建立年は、1944(昭和19)年9月(「福重のあゆみ」より)
 ・建立者と寄贈者は、柴田三郎氏である。<柴田氏は大村市沖田郷(町) の人で「仕事は鉄工所を営み、地域では福重の消防団長など をされた方」との伝承が残っている>
 ・大村市内では珍しい陶器製の金次郎像である。
  (詳細は、「二宮金次郎像」ページから参照)

5)福重のブドウ(歴史や概要紹介)
 ・戦後、今富町の冷泉寺一体の農家数戸でブドウ栽培がスタートした。
 ・現在、ブドウ組合加盟は11戸、未加盟 戸で合計  戸で栽培、各直売所がある。
  ・品種は巨峰が多い(9割くらい)。糖度が高く、味は大変好評である。
  ・収穫販売時期は、8中旬〜9月下旬である。

今後の取り組み予定
 ・6月11日、福重小学校でにて福重の郷土史(概要)の授業
 ・今夏、松原地区にて郷土史講演会予定(検討中)

次回の例会予定
 ・2014年10月7日(火)19時00分〜 、場所:福重住民センター

(以上)


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