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大村の史跡説明板・案内板シリーズ 清水の線刻石仏と安産祈願の観音(しみずのせんこくせきぶつ と あんざんきがんのかんのん)

(史跡説明板)清水の線刻石仏と安産祈願の観音(しみずのせんこくせきぶつ と あんざんきがんのかんのん)
 名称:清水の線刻石仏と安産祈願の観音  様式:説明板
 場所:大村市弥勒寺町 字(あざ )「清水」  設置者:弥勒寺町内会、福重地区活性化委員会
 設置年:2017年3月1日(平成29年3月1日)  GPS実測値:32度57分50.01秒 129度57分29.24秒
 全体の大きさ:高さ145cm、横幅70cm  (国土地理院)地図検索用ページ
 本体の大きさ:高さ60cm、横幅70cm  グーグルアース用数値:32°57'50.01"N,129°57'29.24"E
清水の線刻石仏と安産祈願の観音の史跡説明板(右端側の岩が清水の線刻石仏、左側の石祠が安産祈願の観音=千手観音)

史跡説明板写真周辺の説明
 まず、上記の横長写真を参照願います。右端側の乾いた岩に清水の線刻石仏が彫ってあります。左端側に石祠(せきし)が見えていますが、この中に安産祈願の観音(千手観音)があります。中央部に立っているのが、史跡説明板です。この場所は、弥勒寺町を南北に走っているレインボー道路(広域農道)沿いの通称「シュシュ発祥の地」(駐車場)反対側にある幅2m位の農道を約150m下った雑木林内にあります。念のため、道路幅が狭いため、車の離合も戻ることもできませんので、レインボー道路からならば歩いて行かれることをお勧めします。

清水の線刻石仏(線模様はCG)

 清水の線刻石仏が彫ってある岩壁の全体は、周囲含めて高さ2m90cm、横幅16m70cmあり、その一部に仏模様が彫ってあります。あと、この岩場の間からは、常時、水が湧き出ています。また、ここに来る場合、階段降り口(上部)近くにも泉があり、これらの水が合流して石走川の源流部となっています。この周辺の字(あざ)は「清水」と言いますが、私の推測ながら、この湧き出ている泉が、その名の由来と思えます。

 ご参考までに、この石走川について、江戸時代の(大村)郷村記には、現代語訳で、次の<>内通りに書いてあります。 <石走り川の水源は、弥勒寺の熊野権現様あたりから流れ出し、下流は松原川になっている。川の長さは、およそ1600メートルほどである>

 上記の(大村)郷村記に記述してあります内容と、この源流部はほぼ一致しています。ただし、清水の線刻石仏も、安産祈願の観音(千手観音も、先の(大村)郷村記には書いていないようです。

  <清水の線刻石仏と、安産祈願の観音(千手観音)の詳細紹介ページは、各々のリンク先ページから参照願います>

清水の線刻石仏と安産祈願の観音(PDFデータより加工)

史跡説明板の内容
 このページ最上部(横長写真)と、2番目に並列写真の両方とも右側から清水の線刻石仏と、安産祈願の観音(千手観音)です。清水の線刻石仏と安産祈願の観音の史跡説明板には、下記< >内の文章が書いてあります。

 (右側の説明板の画像=PDFデータより加工を参照) 原文は縦書きですが、ホームページ上、横書きに直しています。また、見やすくするために改行、行間なども一部変えています。

  清水の線刻石仏と安産祈願の観音
 この石仏は弥勒寺町の字「清水」にある。建立年代は特定されていないが、 中世とも言われている。仏の大きさは高さ七四、横幅五六センチである。

 一見すると如来系仏像に見えるが、光背( 光の輪)も蓮華座もなく、納衣(粗末な衣)の下に手を隠し拱手( 中国式敬礼)をしている姿は、神像または神仏習合像とも言われ正確には不明である。福重地区には この形式の線刻石仏が 合計十三体あるが、全国的には珍しいと言われている。

 観音像は石祠にあり、千手観音である。建立年代は江戸時代の郷村記に記述がないため、それ以降の年代とも推測されるが、正確には不明である。この観音は昔から福重内外の人びとが安産祈願のため参詣してきた。弥勒寺町の一瀬氏が祭っておられる。

 二〇一七年三月一日  弥勒寺町内会・福重地区活性化委員会 

補足


(この原稿は準備中。しばらく、お待ちください)


・詳細な関係ページ:『清水の線刻石仏』 、『安産祈願の観音(千手観音)

(初回掲載日:2017年5月5日、第2次掲載日:5月6日、第3次掲載日:5月20日、第4次掲載日:5月 日、第6次掲載日: 月 日、第7次掲載日: 月 日) 


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