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福重の写真集 その296
2014年、立福寺の馬頭観音祭(概要報告)

(上記写真は立福寺の馬頭観音祭、餅まき開始直後。下記写真は子ども相撲=中央部で小さな子どもの構え)
名称:立福寺の馬頭観音祭        日時:2014年12月14日15:30〜16:15
場所:立福寺町、
六社権現の境内   参加者:目測で約60名

内容(概要)立福寺町の馬頭観音祭は、長い歴史があります。(建立が1884年ですので、そこから計算しても130年の歴史です) 今回の祭り内容は、主に1,町内会長挨拶2,子ども相撲3,立福寺の馬頭観音についての話4,餅まきなどがおこなわれました。この祭りのために早朝から六社権現境内の草取り、掃除、土俵造りなどをされていました。

 まず、町内会長から「寒い中ですが、集まって頂き、ありがとうございます。早速、子ども相撲から始めます」との挨拶から始まりました。子ども相撲は、小さい子順に、上は小学校高学年生まででした。藁(わら)で出来た土俵上で、礼からはじまり、しっかり構えて、熱戦が続きました。

 また、土俵まわりに陣取る家族や町内の方々から、盛んに「がんばれ〜」、「押せー、おせ〜」などの声援や拍手が送られていました。特に、高学年に小さな子ども二人がかりの挑戦時には、ひときわ大きな歓声があがっていました。

立福寺の馬頭観音についての話
 次に、子どもさんの食事時間中を利用して、上野方から立福寺の馬頭観音について、概要次の内容を話しました。

1,立福寺の馬頭観音は、姿形が素晴らしい。石像として、上下・左右のバランスが良い。たぶん、姿形の良さでは、大村市内でベスト10に入るのではないか。
2,建立年は今から130年前の明治17(1884)年11月19日で、当時の立福寺郷(町)の人々が建てた。

3,馬頭観音は馬の神様みたいに言われているが、古来からある本来の意味は、町・村・集落に災いや魔があった時に馬みたいな速いスピードで駆けつけ、草を食べるように根こそぎ退治して下さるとも言われている。(現在、全国各地の例では、農業、交通運輸などの守り神様みたいにして祀っておられる地域もある)

4,大村市内でも狭い地域あるは家族で馬頭観音は祀られているが、幟(ノボリ)まで立てて町内上げて祭られているような所は少ない。その意味で立福寺町は、町内全体で開催されているので、市内では珍しいと思われる。

 上野の方から以上の話をして、「立福寺町民の方々が、お元気で年末年始を過ごされ、来る新年はより一層のご活躍とご多幸の年になられますように祈念します」との主旨の話をして終わりました。

 最後に、毎年恒例の餅まきで、「こっちに投げて!、「後ろの方もよ!」、「ひと声かけた方に投げるけんね!」みたいな大声が飛び交う中、盛大に終了しました。

 立福寺町の皆様、馬頭観音祭りに参加の皆様、寒い中、お疲れ様でした。



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