フルーツの里ふくしげ(ロゴマーク)

　福重のミカンは、大村市内外で福重梨や福重のブドウほど有名ではありません。しかし、「フルーツの里　福重」の中では、その生産量や生産農家数は、最大規模です。現在、公的機関などの統計がないので正確には不明ながら、上野調べで福重地区内のミカン農家について、最盛期は100戸以上、現在(2018年)でも約30戸で生産されていると思われます。

　ミカンの品種としては、極早生(ごくわせ)ミカン 、温州(うんしゅう)ミカン 、夏ミカン、ハッサクミカン などあります。その収穫時期は、9月中旬〜12月(極早生ミカン〜温州ミカン)頃です。

　福重のミカンの歴史について、詳細不明ながら、しかも当初は自家用だったでしょうが、相当大昔から栽培されていたと想像されます。そして、1960年代頃の農業政策や農協などの奨励・推進もあり、一気に多くの農家でつくられるようになりました。一時期、まるで「これから農家はミカン専業でもいける」みたいにも宣伝され、山林や田畑をミカン畑に変える農家も続出しました。しかし、全国でミカンの生産過剰あるいは海外からのオレンジ輸入自由化などにより打撃を受け、結果、栽培から十年もしない内に、逆にミカンの成木を切り倒す光景も見られました。

１）福重のミカンの品種


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２）福重のミカンの歴史と生産地(栽培農家)
　

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３）産地直売


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４）収穫時期
　

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