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滑石製の仏像 書籍名:組織論─制作した人々(仏教美術論集6) <概要紹介>

組織論─制作した人々(仏教美術論集6)の表装 この本の207〜222ページに竹下氏の論文「滑石製の仏像」が記述されている

書籍名:組織論─制作した人々(仏教美術論集6)
編集者:津田 徹英

発行年月日:2016年6月20日
価格:¥ 20,000+税
発行所:竹林舎 (仏教美術論集シリーズ全7巻のPDFファイル)
(右側写真は本の表装)

論文:滑石製の仏像
執筆者:竹下 正博 氏(佐賀県立博物館・学芸員)

 注:この本の207〜222ページに佐賀県、福岡県、長崎県などに現存するの多くの滑石製の仏像が写真付きで、専門的に詳述されている。その論文中の前半部分から、大村に現存している滑石製の石仏(福重地区8体松原地区1体)も、詳細に紹介してある。

内容紹介前に
 上記の論文紹介を大村市内(福重、松原)に存在する石仏中心に、これから書いていこうと思っています。その前に、あらかじめ申し上げますが、このページはあくまでも概要紹介です。そのため、当然、全文とか詳細な記述は書いていません。詳細内容を知りたい方は、上記の書籍名を参考に、原本からご覧願います。

 なお、この滑石製の仏像論文は、専門家が書かれた内容ですから、一般あるいは素人の郷土史愛好家などには、専門的な難しい表現があります。そのため、原本に記述されている表現をそのまま、このページに掲載しますと、その注釈、解説や補足を書くだけで、かなりの行数になります。そのため、最初から専門的な表現は避けて、一般的な内容に変えています。

 また、石仏名称について、今まで福重郷土史同好会が使ってきた表現(「仏の里 福重」(もくじ)ページに掲載中)と違いますので、その点は下表に両名称とも書いて、そのリンク先も掲載しています。

 あと、私は石仏、石塔、記念碑(碑文)、神社仏閣などの史跡を調査・研究する時に、まず概要項目として大事な要素は、(下記は一部重複した内容もありますが)次の5項目だと考えています。
 1,建立年代(創建年月日)
 2,建立場所(注:元々の場所から移動した場合もあるため)
 3,建立者(制作者)
 4,種類(注:石仏などは種類が多くあるため)
 5,建立目的(創建主旨)

 上記の要素から考えれば今回の滑石製の仏像論文は、その要素が網羅(もうら)された内容といえます。また、この論文を見ますと、この九州の、この種類の石仏について、集大成された内容にもなっていると思います。

論文で紹介されている福重・松原の石仏について
 
この項目では、論文で紹介されている福重と松原に現存している滑石製の石仏(合計9体)の名称、
福重郷土史同好会が使ってきた表現(地元での石仏名称)、その石仏紹介ページ(紹介HP)へのリンク先などを下表にまとめています。次の1,4,事項は、ご注意願います。 1,論文の数字は丸囲み数字で機種依存文字のため下表通りに変えています。 2,論文上の「体」の文字は昔の難しい漢字の方ですが、ホームページ表現上、「体」に直しています。 3,下表の一行ごとの色分けは見やすくしているだけで色別に何の意味もありません。 4,(8)の「松原の石仏」について、2016年8月現在、上野は調査できていませんので紹介リンク先はありません。

論文での石仏名称 ( )内は住所
地元での石仏名称
紹介HP
 (1)菩薩形像(長崎県大村市弥勒寺町石堂屋敷)一体 石堂屋敷の単体仏C
 (2)菩薩形像(長崎県大村市弥勒寺町石堂屋敷)一体 石堂屋敷の単体仏B
 (3)菩薩形像(長崎県大村市弥勒寺町石堂屋敷)一体

石堂屋敷の単体仏A

 (4)菩薩形像(長崎県大村市弥勒寺町石堂屋敷)一体

石堂屋敷の単体仏D

 (5)菩薩形像(長崎県大村市弥勒寺町上八龍)一体 上八龍の単体仏
 (6)菩薩形像(長崎県大村市弥福重町石走)一体 石走の単体仏2
 (7)菩薩形像(長崎県大村市弥福重町石走)一体 石走の単体仏3
 (8)菩薩形像(長崎県大村市)一体  <上野注:この石仏は松原にある> -
-
 (9)菩薩形像(長崎県大村市草場町)一体 草場の単体仏
石堂屋敷の単体仏A、B、C

・地元での石仏名称の補足
 福重郷土史同好会は、
経塚の上に乗っていた(あるいは経塚の中にあった可能性もあり)滑石製の石仏の存在は、同好会発足(2003年11月10日)以前から知っていました。しかし、この経塚と関係ある石仏の正式名称までは知りませんでした。(参照:「仏の里 福重」(もくじ)ページ」)

 そのため、他の二体仏や三体仏と、単に分けるため、「・・・・の単体仏」と呼称してきました。福重では、この名称が定着してしていますので、今後も「(経塚の上に乗っていた)・・・・・・の単体仏」表現も使っていきたいと考えています。


主な内容について


(この原稿準備中。しばらく、お待ちください)()



感想について


(この原稿準備中。しばらく、お待ちください)




(第一次掲載日:2016年7月30日、第ニ次掲載日:8月17日、第三次掲載日:8月24日、第四次掲載日: 月 日)

 
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