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福重郷土史同好会
2017年の活動報告(5)

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滑石製の石仏(右下側は実物)

第66回例会報告
日時:2017年4月18日19時00分〜20時40分、参加:4名
場所:福重地区住民センター

報告など
(前回2017年1月17日の例会以降から主な事項のみ)
(1) 1月20日、福重小学校・白馬様の祀り
(2) 1月25日、26日、三城城跡、読経千回記念石塔の拓本 、撮影
(3) 1月28日、松原の滑石製平安仏の撮影

(4) 2月 4 日、第4回福重郷土史講演会(31名参加)
(5) 2月 4日、大村市内・郷土史クラブ発表会(福重小も発表)
(6) 2月13日、妙宣寺・本堂で墓碑2基の講話(仏子会、33名参加)

(7) 2月22日、24日、龍福寺跡六社権現周辺の撮影
(8) 3月 6日、福重飛行場用のコンクリート塊を撮影
(9) 3月11日、龍福寺の薩摩塔の撮影

(10) 3月30日、4月4日、2016年度・史跡説明板設置工事
(11) 3月30日、十二社権現跡(本当の「帯取殉教地跡)の調査
(12) 4月2日、寿古の狼煙場跡、船囲場跡、玉木役所跡の撮影

(13) 4月7日、立福寺町老人会へ講話(主に六社権現、23名参加)
(14) 4月9日、長崎新聞「石だたみ」に安産祈願の千手観音が掲載

議題
1)2月4日、第4回福重郷土史講演会の反省会

 ・ 内容:「福重の石仏、滑石製の平安仏」であった。概要報告ページ参照
 ・講師:竹下正博 氏(佐賀県立博物館・学芸員、仏像専門家)
 ・日時:2017年2月4日(土)10時から約1時間15分
 ・場所:福重地区住民センター・大会議室
 <感想、意見>
 「遠路しかも高齢者にも関わらず聴きに来てくださった方もいた」 「地元の方で子どもの頃に遊んでいた場所に石仏が沢山あったとは知らなかったと言いながら喜んでおられた」 「講演後、石仏巡りもした」 「今回の話は分かりやすかった」 「(久しぶりの開催ながら)大勢来て下さった」 「もう少し突んだ話も聞きたかったという人もいた」 「若い女性から、貴重な講演会に参加出来、行って良かったとの感想も寄せられた」など。

 ・意見のまとめ:福重郷土史講演会は、約8年ぶりの開催だった。(当時とは違う様々な条件下で)多くの聴講があり、講演内容は分かりやすかった。

2)2016年度・史跡説明板の設置
 ・2017年3月1日付で下記の5基を設置(別途、資料参照)
  (1) 清水の線刻石仏安産祈願の観音(弥勒寺町)
  (2) 福重飛行場跡(今富町)
  (3) 福重飛行場跡(皆同町)
  (4) 鹿大明神(沖田町)
  (5) 六社権現(立福寺町)---農業用倉庫を撤去後(5月下旬)に設置予定

 
 ・2017年度の設置検討---沖田町(上河原)、今富町、野田町など、予算しだいで考えていく。

3)立福寺町(龍福寺跡)の薩摩塔
 ・資料:鹿児島大学の論文に詳細記述
 ・名称:立福寺町(龍福寺跡)の薩摩塔
 ・所在地:立福寺町(「寺屋敷」敷地内)
 ・産地:中国 、 ・建立年代:13世紀頃
 ・大きさ:高さ21cm、横幅36cm、胴囲83cm
 ・碑文:欠けていることもあるが文字などはない。
 ・模様:中国様式が見れる。
 ・その他:当時、中国と交易があったと思われる。

4)三城城跡にある「読経千回記念石塔」 (別途、資料参照)
 ・内容: 経典を千回唱えた記念碑的な石塔(預修碑)
       預修碑(よしゅひ)=逆修碑(ぎゃくしゅひ)
        逆修=「生前にあらかじめ死後の冥福を祈って仏事を行うこと」


5)今後の予定
 ・4月15日〜、大村市立史料館:「キリシタン・南蛮文化」と「大村藩」常設展示

次回の例会予定
 ・日時:2017年7月11日(火)19時30分〜
 ・場所:福重住民センター

(以上)


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