(大村市立)郡中学校(第29回)立志式・学習発表会
日 時:2019年2月14日 09時30分〜 時 分
参加数:全体(目算)で約350名<内、2年生=238名、先生方、健全協、PTA、来賓、保護者、地域関係者など)
場 所:郡中学校・体育館
注:このページ作成者の上野は、次に所用があるため、立志式しか参加できませんでした。当然、次におこなわれた学習発表会の撮影もできず、内容も知らないため下記に掲載していない点と、全体が概要報告のみであることも、ご了承願います。
立志式
1、開式のことば
2、国家斉唱・大村市歌斉唱
3、校長あいさつ
4、PTA会長あいさつ
5、健全協会長あいさつ
6、お祝いの言葉 大村市長 大村市教育長
7、来賓紹介
8、決意のことば
9、生徒代表あいさつ
10、校歌斉唱
11、閉会のことば
<上野の感想など>
郡中学校2年生の皆様、立志式おめでとうございました。
私の、第一印象として、郡中学校2年生による素晴らしい式典だったと思いました。特に、「決意のことば」などは、一言ひとことが良いだけでなく、新鮮さと、やる気が十二分に伝わる内容でした。ここで、改めて立志式について、広辞苑の解説を引いたところ、次の<>内が書いてありました。
<立志式(りっししき)=(昔の元服、また論語の「吾十有五にして学に志す」に因む)数え年の)15歳になる中学2年が人生の目標を立てる儀式。 (広辞苑より)>
今回の校長先生始め、PTA会長、健全協会長、来賓の大村市長や大村市教育長などの挨拶も、上記に基づく話が続きました。また、それとは別に、私が覚えている範囲内で、次のような特徴的な発言もありました。
校長先生からは、「立志に当たって改めて、(1)進化、(2)本気、(3)覚悟が大切だということを強調したい」
PTA会長からは、相田みつをさんの詩「道」を参照しながら、「自分の道を切り開いていく」ことの重要性、さらには「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方が良い」との話もされました。
大村市長からは、「AIの時代だが、これからは、つくること、あるいはその速度よりも、新たな創造力、編集力などが重要なことになるだろう」の挨拶もありました。
他の方々も含め皆様が異口同音に強調されたのが、「立志式に当たって、これからは大人に向けての様々な志(計画)を立て、その実現のため時間を有効に使って欲しい」
「勉強だけでなく遊び、スポーツ、クラブ活動、人を好きになること、自分を大切にすることなども全力で取り組んでもらいたい」、「未来は君たちにある」などの祝辞がありました。
それらに応える形で、郡中2年生の代表が壇上で「決意のことば」が述べられ、時には2年生全員で大きな元気ある声での唱和もありました。生徒代表の挨拶も含めて、何事も「全力で取り組んで行きたい」旨の力強い決意や、この式開催の主催者、保護者、地域の方への感謝の言葉も述べられました。
また、体育館内の壁には、「修学旅行」 「自主研修」、その他の多くの事項が壁新聞形式で貼られていました。その旅行時の一例として、山口県の秋吉台、福岡県の門司港、大宰府天満宮などの写真や、「思ひでベスト3」なども具体的に書いてあり、その楽しかったことが実感として伝わって来る掲示物ばかりでした。
内容的に同じ趣旨も多かったのですが、2年生の各組で工夫され、いずれも分かりやすいものでした。今回参加された保護者や地域の方々も、掲示物の前で足を止めて、じっくり見学しておられました。
あと、立志式前に見学者へ配布された冊子「立志式」の中には、2年生全員の「将来の自分を表す漢字一文字 〜自分がなりたい人・将来の目標・自分のモットーを表す言葉〜」が書いてありました。
そして、数行で、先の一文字の説明文もありました。当然、中学生らしい内容も多かったです。しかし、中には既に人生訓、処世術あるいは哲学的な域に達したような含蓄ある、表現力豊かな記述もありました。
四捨五入すれば70歳なのに、いまだに失敗ばかりしている私は、先の人生訓などを見ますと、本当に恥ずかしく、反省ばかりが再度思い浮かんできました。
最後になりましたが、今回の立志式を準備された先生、2年生を始め、PTA、健全協、来賓、保護者や地域からの参加者の皆様、お疲れ様でした。