日時:2016年3月1日10時20分〜11時40分
参加数:全体(目測で)約320名(先生、児童、保護者など)
場所:福重小学校・体育館
主な内容:(右側写真参照=手作りのプログラム)
1)6年生入場
2)はじめのことば
3)校長先生のお話
4)各学年の出し物
5)先生方からの出し物
6)校旗引きつぎ
7)6年生の出し物
8)歌『ありがとうの花』
9)終わりのことば
10)6年生退場
概要:上記のプログラム通り、お別れ集会は進行しました。校長先生から、「正面のお別れ集会の横幕、プログラム、各壁に貼ってある寄せ書きなど大変良く出来ています」などの話がありました。
各学年の出し物では、歌、ダンス、クイズなど、それぞれ工夫した内容がありました。3年生全員によるリコーダー(縦笛)の演奏や歌は、練習の甲斐あってか一糸乱れぬものでした。5年生のクイズの中には、「お昼のお弁当を食べるとき、6年生は何をしたでしょう?」などもあり、笑いあり、歓声ありでした。
また、1年生と6年生全員が、一緒に踊る場面がありましたが、その身長差が30cm以上位ありました。6年生も入学時は今の1年生と同じ位の背丈だったでしょうから、改めて6年間の心身の成長を目でも実感させるものでした。先生の出し物では、楽器演奏、歌や踊りなどでした。そして、大きなアンコールの声も体育館いっぱいに響き渡って、その後は、児童全員との一体感あふれるものでした。
あと、校旗の引継ぎ式では、6年生自ら実行してきた「あいさつ運動」などとともに、5年生へ「あとは頼んだよ」みたいな雰囲気が良く伝わる言葉も掛けていました。終始楽しく時間が過ぎてゆきましたが、最後に花のアーチを6年生全員がくぐり抜けて、お別れ集会は終わりました。
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奥の中央部:6年生と1年生(身長差が歴然) |
3年生全員によるリコーダー(縦笛)の演奏中 |
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先生の出し物(児童からアンコールまであった) |
校旗引きつぎ(右側6年生から左側5年生へ) |
上野の感想:私は、今回初めて、6年生とのお別れ集会に出席しました。私の福重小学校の頃(今より約半世紀前に卒業)には、このようなお別れ会などはなくて、卒業式だけでした。そのため、どのような会なのか興味もありました。まず、第一番目の印象は、手作り感いっぱいの終始なごやかな、それいて笑いあり、歓声ありの楽しい内容でした。
特に、私の耳に響いたのが、1年生から5年生まで全ての話の中で何十回となく「6年生のお姉さん、お兄さん、・・・を教えてくれて、・・・の時に助けてくれて、ありがとうございました」との言葉でした。これは、一見何でもないような言葉です。でも、それは全校児童約300人のほとんどが顔見知りで、互いにまるで兄弟姉妹のように「・・・ちゃん」と呼び合っているような仲、さらには登校、学校、下校あるいはクラブや地域での活動で、上級生に世話になっている関係上、下級生から極自然と出ている言葉とも思えました。
あと、先生方と児童が、一緒に歌や踊りで大盛り上がりして、先生の演奏に対して大声のアンコールを送ることなどは、やはり互いに信頼関係があるからでしょう。そして、その要因は日頃、沈着冷静な先生方の中に”熱き思い”があるので、それが児童へも自然に伝わっているからと思えます。
6年生の皆さん、次の卒業式や、中学校でのご活躍を期待しています。お別れ集会に参加された皆様、お疲れ様でした。