福重小学校、第70回(2016年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
日時:2017年3月17日、09時45分〜11時10分 場所:福重小学校・体育館
出席:目算ながら全体約400名<卒業生57名(男子29、女子28)、在校生、先生、保護者、PTA、来賓、地域関係者含む>
主な内容(概要):
福重小学校、卒業生の皆様、本当におめでとうございます。学校の先生、卒業生の保護者、教育あるいは地域の関係者の皆様、この日を迎えられたことに対して、お祝い申し上げます。
上記の通り、第70回・福重小学校の卒業式が開催されました。卒業式は、式次第に則り、(1)開式のことば、(2)、国歌斉唱、(3)大村市歌斉唱、(4)卒業証書授与、(5)校長式辞、(6)教育委員会告辞、(7)来賓祝辞、(8)卒業記念品・祝電披露、(9)分かれのことば、(10)校歌斉唱、(11)閉式のことばがありました。また、式直後には保護者代表の方から、お礼の言葉もありました。
卒業生の抱負
卒業生が各自の卒業証書をもらわれた後、壇上で一人一人、中学校での抱負、あるいは将来の夢を述べられました。今回、圧倒的に多かったのが、「中学生になったら、勉強とクラブ活動を両立させて、頑張りたい」というものでした。
その他には、(順不同で、概要として)例えば「誰にでも優しい人になりたい」「相撲の全国大会で優勝したい」、「世界で活躍できるバレーボール選手になりたい」、「陸上自衛隊になりたいので勉強したい」、
「ルールやマナーを守る人になりたい」「プロの歌手になって人を喜ばせたい」、「大人になったら沢山の人を笑顔にするような仕事をしたい」、
「将来、人を守れるような仕事をしたい」、「専門学校に行きたいので勉強したい」、「将来、外国関係の仕事もしたいので英語を勉強したい」、「誰にでも思いやりのある人になりたい」などでした。
いずれも、ハキハキとした元気な声で、体育館いっぱいに響き渡っていました。
校長先生のはなむけの言葉・・・”努力は裏切らない”
校長式辞の中で、まず、卒業生全員に向けて、「皆さんは最上級生として下級生のお手本だった」と述べられ、小学校での勉強や諸活動を高く評価されました。
そして、「何のために勉強するのか。皆さんは勉強できる時間も場所も支える家族もいらっしゃる。しかし、一緒に見た映画”世界の果ての通学路”では、大変なことしながらも勉強していた。皆さんは周りで支えて下さっている方へ、感謝を忘れないで欲しい」、
「私が一番言いたいのは、”努力は裏切らない”ということである。たとえ自分の思い通りにならなくても、決して諦めない。どうせ出来ないのだからと言って、安易に目標を下げないように。何度もなんども、チャレンジしたら良いと思う」、「あの有名な野球のイチロー選手でも毎日、血のにじむような努力をしていることを忘れないで欲しい」などと述べられ、卒業生への、はなむけの言葉とされました。
ご来賓や保護者の言葉
ほぼ、共通して述べられたのが、「今回の卒業生の6年前、2011年3月11日に東日本大震災が発生して間もない4月に入学された」、「何でもあって当たり前でないことも、当時から言われてきた」、「先生、家族、地域の方への感謝を忘れないで欲しい」などでした。
(上野の補足と感想)
私は、福重小学校の卒業生の壇上で述べられる中学校や将来の抱負などは、いつ聞いても素晴らしいなあと思っています。自分の頭で考え、元気な声で発表することは、なかなか出来ないこととも思えます。
あと、やや緊張感がある卒業式終了後、担任の先生と小学生最後の教室での話し合い、在校生がアーチや拍手で見送り、そして記念写真撮影など、今日は天気も良く一層晴れがましく、にこやかに感じました。重ねて、卒業生や保護者の皆様、本当におめでとうございました。卒業式に参加された全員の皆様、お疲れ様でした。
<福重小学校、当面の主な学校関係行事>
・3月24日(金)----修了式、離任式
・4月10日(月)----入学式
・6月 4日(日)----運動会