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2017年、福重小学校5年生の餅つき(概要報告)
福重小学校5年生の餅つき(場所:本館校舎前の道路脇、撮影日:2017年12月19日)
PTA、保護者:テーブルなどの準備中
 PTA、保護者:石臼準備や、セイロ蒸し中
  先生から5年生へ、段取りや諸注意中
 児童3人で力強くコネている

福重小学校5年生の総合学習、餅つき
日時:2017年12月19日08時40分〜11時00分(PTAや保護者の準備は06時30分から)
場所:福重小学校・本館校舎前の道路脇
参加:全体で75名(児童46名、先生5名、PTA・保護者など24名)

内容
(概要)
 この日、曇り空のち青空も少しある天気でした。福重小学校5年生は、今年度、2017年7月3日の田植えや、11月28日の稲刈りを自らおこなっていました。そして、今回は、その稲刈りで収穫したモチゴメ(50キロ)を使っての餅つきでした。

 早朝6時30分から5年生の保護者やPTAの方々によって準備して頂きました。それは、モチゴメ、蒸すためのコンロ、羽釜、せいろ、湯、石臼、杵(きね)、それにモチを丸めるためのボウル、ステンレスバッド、餅入れ箱、机などでした。

 5年生の総合学習は、8時40分に全員集合して、まずは担任の先生から、餅つきの段取りや諸注意などがありました。既に、石臼(いしうす)が用意されていたので、蒸しあがった順番に餅つきが始まりました。最初の段階では、少し柔らかになるまで男性の保護者がつき、仕上げを小学生がおこなう段取りで進みました。児童も杵(きね)を順番に持ちながら、本格的に餅つきが始まりました。

 はじめ、小学生は、慣れない手つきや杵使いでした。しかし、回を重ねるごとに、コツを覚え、しかも、「慣れてきたから、また、したい」との児童もいて、良い評価の出るつき方もありました。少し、うまくなるとペッタン、ペッタンの音も良くなってきたようでした。さらに後の方では、最初のコネルところから力をかけて出来るようになり、皆でつけるようになりました。

  つきあがった餅は、直径1メートル位あるステンレスバッドに載せて体育館前のテーブル上に運びました。今度は、飾り用の鏡餅、食用の丸餅(あんこ入り餅、きなこ餅など)を、お母さん方の手つきを見ながら小学生は、器用に丸めていました。このようなことを何回となく繰り返し、餅つきは進みました。

 丸まった餅は、他の学年や福重幼稚園などに配るために、いったん保護者の方々が家庭科室へ運び込まれていました。そして、小分けして、ビニール袋に袋詰め作業してました。この袋をもらった他学年の笑顔も浮かんできました。

  その後、まずは「黄粉餅(きなこモチ)から試食してみよう」とのことで、体育館の周囲や階段などに座って、「おいしい」と言いながら食べていました。中には、昼食には給食もあるので、大丈夫かなあと思えるほど、お替りして食べる児童もいました。

 いずれにしても、自分たちで田植えして、稲刈りで収穫したモチ米で、これまた今回は、自分達で餅つきして、つきあがったら自ら丸めて食べているのですから、おいしいはずでしょう。


 以上のように、5年生は、モチ米をセイロで蒸し、次に石臼に移し、コネて、餅つきして、つきあがったモチを丸めと言う一通りの工程は全部(見学)体験済みとなりました。あとは、後片付けと洗いです。これも5年生は、丁寧に杵などを洗って、「これで良かですか?」と先生に聞いている児童もいました。

 最後に、PTAや保護者の方へ、5年生の児童全員から大きな声で、「今日はお世話になり、大変ありがとうございました」のお礼がありました。餅つきに参加された皆様、大変お疲れ様でした。

餅つき中
餅つき中
モチ丸め中  左側のPTA・保護者へ、5年生全員でお礼中 


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