福重小学校2学期・始業式
日時:2020年8月26日08時30分〜
場所:大村市立福重小学校
参加:全体で約320名(児童:約300名、先生:約20名)
主な内容
この2学期の始業式は、通常ならば8月末頃までの夏休み明けの9月初めに体育館で開催されます。しかし、2020年度は、昨年度から今年度にかけて新型コロナの関係や豪雨などにより臨時休校が長期間あった関係上、夏休みは短縮され、結果、始業式は8月26日となりました。 また、全校児童数約300名(1〜6年まで全て2クラス)なので3密を避けるため、通常は体育館での始業式を校内放送に変えて、児童は各教室で聞く方法で実施されました。
(注1:下記の校長先生の講話の太文字は上野が付けた)
(注2:右側に東校舎での掃除中の写真3と4がある。この校舎の教室や階段は板張りで現在では珍しい。なお、この東校舎は大村市内最古の鉄筋コンクリート製の校舎である。後年に建て替えられる予定である)
校長先生のお話
みなさん、おはようございます。夏休みは楽しかったですか。元気な皆さんと久しぶりに会えて、全部の先生がとてもうれし思っています。
今年の夏休みは25日間ありましたが、夏休みだからこそ頑張れる学習や読書、自由研究、習字や工作などに取り組んできたと思います。でも、今年の夏休みは、新型コロナウィルスのために親戚の家に行けなかったり、旅行に出掛けることができなかった人もいるようで、思い出作りが余りできなかったかもしれません。それでも、ラジオ体操やスポーツなどの練習や試合に参加したり、習い事の稽古にも取り組んで、自分で工夫して楽しい夏休みを送った人がたくさんいます。
夏休みの一番大事な約束だった自分の命は自分で守ることについては、福重小学校では交通事故や大きな病気・けががなかったことは、とても素晴らしいことです。みんなの頑張りに大きな拍手をしてください。そして、今日から、いよいよ二学期になります。まだまだ、とても暑い日が続きますが、まずは『早寝、早起き、しっかり朝ご飯』に取り組んで、早く学校の調子を取り戻してください。それでは、二学期に頑張ることを二つお話します。頑張れば、誰でもできます。
まず、一つ目は、新型コロナウィルスやインフルエンザなどの病気に十分気を付けて、『健康な体を作る』ということです。病気にかからない、うつさないことに気を付けて、健康な体を作りましょう。新型コロナウィルスの悪口を言ってはいけません。
二つ目は、一学期に取り組んできた命を守ること・挨拶・勉強など、何でも『自分から』するということです。そして、みんなの『お手本になる』まで続けてください。少し頑張れば自分からお手本になれます。二学期は『自分からお手本になっているか』をいつも考えながら過ごしてください。合い言葉をしっかり覚えて、みんなで楽しい福重小学校へしていきましょう。
大掃除・授業・学年集会など
校長先生のお話の後、全員で大掃除となりました。各教室は当然のことながら、廊下、トイレから保健室に至るまで隅々まで丁寧に掃除がされていました。これにて、授業もバッチリということで、次の時間には、授業も始まり、私が見学したクラスでは、児童全員から「夏休みのしおり」(写真5と6参照)が提出がされていました。また、図書室では、本を返す児童も多く見られました。(写真7参照)
あと、下級生から見れば、お姉さん・お兄さんにあたる5年生、6年生の教室では、早速、黒板に様々なテーマを書き、その意味などについて活発な討論がされていました。(写真7、8、9参照) また、4年生は、学年集会(写真1参照)を開催し、2クラスとも体育館での授業となりました。担任の先生から、夏休み、新型コロナのお話だけでなく、今秋10月初めに予定されている運動会の話もされていました。 (注3:撮影者の上野は、10時過ぎに学校を出てため、その後の状況は分かっていない。その点は、ご容赦願いたい)
<上野の感想>
私は、3学期制しか体験のない老人世代です。ですから、大村市内では、15年ほど2学期制があり様々な経過から今年度より、また、元の3学期制に戻りました。その意味で夏休み明け直ぐの2学期の始業式は、本当に久しぶりに見ました。今年は、ずっと新型コロナ、さらには7月6日に大村水害などで福重小学校も臨時休校はじめ、ほぼ全てにわたる学校行事への影響が続いていました。
今回、夏休み開けで、また、学校内に明るい児童の声が響き渡っているのを見聞きして、やはり良い光景だなあと、つくづく思いました。あと、6年生は、今秋、小学校の一番の思い出になるかもしれない運動会や修学旅行なども予定されているようです。校長先生のお話にあった健康な体作り、そして 命を守ること・挨拶・勉強など、何でも『自分から』するということに留意され、良い思い出を作ってください。 始業式に参加された先生・児童の皆様、お疲れ様でした。
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