最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク
福重小学校、第74回(2020年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
(写真1) 奥側:福重小学校・卒業生、手前側:保護者
(写真2) 福重小学校・卒業生=手前は6年1組、奥が6年2組、最奥左側:先生方

福重小学校、第74回(2020年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
日時:2021年3月18日、09時00分〜10時05分  場所:福重小学校・体育館
出席:目算で全体約150名<卒業生46名(女子28、男子18)、保護者約60、先生や関係者含む>

(写真3) 卒業証明書授与
(写真4) 卒業証書授与 
(写真5) 今後の抱負や夢を語る
(写真6) 今後の抱負や夢を語る
(写真7) 校長式辞 
(写真8) PTA会長の祝辞 
(写真9) 卒業記念品 
 (写真10) 手前は6年2組、奥が6年1組 (写真2参照) 
  (写真11) 卒業生がピアノ演奏中
  (写真12) 開式と閉式の言葉を述べられた教頭先生(中央) 
(写真13) 保護者
(写真14) 中央: 保護者代表のお礼の言葉
(写真15) 左端の保護者代表の話を聞かれる先生方(最奥側)
(写真16) 退場前、最奥右:6年1組の先生、同左:2組の先生

 注1:昨年度に続き今年度の卒業式も、新型コロナウィルス対策上、従来と違って来賓者や在校生なしの式典となった。そのため、このページも、そのような内容になっていることは、あらかじめ、ご了承願いたい。(出席者全員がマスク姿だった)

 注2:このページ掲載写真は、順不同であり、写真番号は整理上付けただけで、何の意味もない。

主な内容(概要)
 福重小学校、卒業生の皆様、本当におめでとうございます。学校の先生、卒業生の保護者、教育あるいは地域の関係者の皆様、この日を迎えられたことに対して、お祝い申し上げます。

 この日、まるで卒業生をお祝いしているかのような快晴の天気でした。例年と違って、規模縮小ながらも卒業式、最後の教室でのお話、見送り、卒業記念写真撮影、さらには「・・・に言いたいことがある」まで、気持ち良く終了しました。

 受付時間前から小学生最後のランドセルを背負って、お母さんやお父さんと一緒に6年生が見え始めました。定刻となり、先生や保護者が大きな拍手する中、卒業生の体育館への入場となり、第74回・福重小学校の卒業式が始まりました。

 卒業式は、式次第に則り、開催されましたが、例年ある項目で例えば、教育委員会告辞、来賓祝辞や祝電などは、掲示物にしてありました。下記項目は、式次第です。
 (1) 開式の言葉
 (2) 国歌斉唱  大村市歌斉唱
 (3) 卒業証書授与
 (4) 校長式辞
 (5) (教育委員会告示)
 (6) (祝辞 大村市長) PTA会長
 (7) 卒業記念品・祝電披露
 (8) 別れの言葉
 (9) 校歌斉唱
(10)  閉式の言葉
などがありました。また、式直後には保護者代表の方から、お礼の言葉もありました。

卒業生の抱負や将来の夢
 卒業生が各自の卒業証書をもらわれた後、壇上で一人一人、中学校での抱負、あるいは将来の夢を述べられました。例年通り、「中学生になったら、勉強とクラブ活動を両立させて頑張りたい」が多いのに変わりないのですが、今年も将来指す職業の話なども沢山ありました。

 例えば(順不同で) 「医者になって人を救いたい」「アパレルでデザイナーになりたい」「市役所職員になりたい」「歌手になって、みんなを笑顔にしたい」「バトミントン選手で世界を目指したい」「野球選手になりたい」「カメラマンになりたい」「薬剤師を目指す」「今、思っている夢の実現のために頑張りたいなどと述べられました。

 また、中には「お世話になった家族のためにも中学校に行っても頑張りたい」などの話もありました。以上の抱負や今後の夢についての発言は、卒業生全員、ハキハキとした元気な声で、体育館いっぱいに響き渡っていました。

校長先生の式辞
 校長先生から、概要次の「」内のお話がありました。(注:太文字や、リンク先は見やすくするために上野が付けた)
 「桜の花びらも咲きはじめた。46名の卒業生の皆さん、おめでとう。 今、手にした卒業証書は、あなた方が6年間の教育課程を立派に果たし終えた証(あかし)であり、とても価値あるものだ。

 あなた方が、仲間と共に学び、喜び、苦労し、地域の方に見守られ、そして、今日まで育ててくださった家族の深い愛情が、その卒業証書には詰まっている。これからも勉強や部活動で精一杯努力し、充実した中学校生活を送るように願っている。

はなむけの言葉として、「未来の主人公」を贈る。昨年7月6日、福重は水害に遭った。佐奈河内川が氾濫して今富・皆同町では大洪水となった。福重小学校にも水が流れ込み、廊下は浸水した。運動場は車のタイヤが隠れるほどだった。保護者に下校の迎えをお願いしたところ車が大渋滞となったが、騒いだりなどはなかった。また、出迎えも難しい保護者もいたが、我慢強く教室で待つ皆さんの姿もあった。

 次の日に、校舎内や運動場の後片付けを率先して取り組む6年生の姿もあり、頼もしかった。災害という困難な時にこそ、一人一人の思いやりのある全ての行動が、明日への明るい希望をもった世の中を作っていく。その中心となるのが今日、卒業していく46名の皆さんだ。一人一人が明日への希望を作る「未来の主人公」ということだ。

 先ほどの卒業証書授与の時、将来の夢や希望を聞いた。ふるさとである福重を大切にし、大村を、そして日本をになう圧倒的な未来の主人公として育っていってください。

 もし嬉しいことがあったり、自信がなくなったりしたら顔を見せに来てください。福重小学校は、あなたの母校だ。頼もしく、自慢の卒業生である皆さん、新しい門出、本当におめでとう。

 保護者の皆様へ、お子様のこ卒業、誠におめでとうございます。新型コロナウィルス感染予防のため、例年のように在校生と多くのご来賓を加えての華やかな卒業式とはならなかったが、凛として壇上に立ち、卒業証書を受け取ったお子様の姿を見た時のお喜びは、ひとしおのことだったと思う。

 これから子供たちは、多感な時期を迎える。どうぞ、人の優しさ、我慢強さ、そして人とかかわるときのマナーの素晴らしさを示しながら、家族で支えてあげてください。では、巣立ちゆく、あなたがたの前途に幸多かれと心から祈り、私の式辞といたしたい。

PTA会長の祝辞
 福重小学校PTA会長から、概要次の「」内のお話がありました。「ご卒業おめでとう。福重小学校は間もなく創立150周年を迎えるが、そこから巣立っていくのは嬉しい。これまで来れたのは、校長先生始め先生方のおかげと思っている。

 6年前、重いランドセル背負って入学してから嬉しいこと、悩んだこと、色々あったと思う。また、仲間や友情もでき、これらは、今後も大きな力となる財産だろう。中学生になっても明るく頑張って欲しい」

分かれの言葉
 卒業生全員から変わるがわる、例えば入学当時、運動会、修学旅行、料理などを始め、一人ひとり楽しかったこと、苦労したことなど実に多くの思い出が語られました。

校歌斉唱
 小学生としては、最後の校歌が元気良く斉唱されました。

 この後の「閉式の言葉」で卒業式は修了しました。
-------------------------------------

保護者からの言葉

 (写真14、15を参照) 上記の卒業式直後に、卒業生の保護者代表の松添氏から、次の<>内の「お礼の辞」がありました。(その全文を掲載します)

  柔らかな日差しが暖かさを増し、この穏やかな福重の地にも春の訪れを感じる頃となりました。令和二年度福重小学校の卒業式を迎え、僭越ながら卒業生四六名の保護者を代表いたしまして、お礼の言葉を述べさせていただきます。

 本日は、私どもの子どもたちのために、厳粛かつとても心温まる卒業証書授与式を執り行っていただき、誠にありがとうございました。校長先生をはじめ、すべての教職員の皆様に、保護者一同、心より厚く御礼申し上げます。先程、校長先生より卒業証書をいただく子どもたちの姿に、胸がいっぱいになりました。

 とてもとても小さな手を引いて迎えた六年前の入学式、今と同じ場所できょろきょろ、そわそわと落ち着かない子ども達。楽しみの中にも不安いっぱいの気持ちが伝わるほどでした。その気持ちは可愛い我が子を送り出す私たちも同じ気持ちでした。

 入学してすぐに行われた運動会では、しっかり走れるのか、ダンスは出来るのかと心配でしたが、親の心配をよそに元気いっぱい走り、演技をしてくれました。

 その後も、一年ごとに出来る事が増え、六年生のヨサコイでは仲間と力を合わせ、しっかりと手足を踏ん張り、堂々とした演技を披露してくれました。

 この六年間の思い出のアルバムには沢山の笑顔の写真があります。しかし、その笑顔の中にも悩んだり傷ついたりしたこともあったでしょう。先日の授業参観で渡した娘宛の手紙でも『ボロボロになったランドセルが六年間頑張ってきた証だよ』と伝えました。そして私たち親も我が子と一緒に色んな事を学び、成長できた六年間でした。

 毎日、笑顔で旗を振りながら子どもたちの登下校を見守っていただいた校長先生。厳しさと温かさで子どもたちに真剣に日々向き合っていただいた先生方。子どもたちの安心安全を常に考え、優しく子どもたちに接してくださった地域の方々。皆様のおかげで、子どもたちは見違えるほど逞しく成長しました。親としましては感謝の気持ちでいっぱいです。

 毎朝、当たり前のようにランドセル姿の我が子を見送る日も最後となりました。本日で子どもたちは、この福重小学校を卒業いたしますが、今後とも子供たちを見守り、ご指導くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

 最後になりますが、福重小学校の益々のご発展と校長先生をはじめ、諸先生方、職員の方々のご健康とご活躍をお祈り申し上げましてお礼の言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。


6年生最後の教室と記念写真撮影

 緊張感もあった卒業式も無事終わり、6年1組・2組と、その卒業生は、各教室に集まりました。そして、各組にて違いはあるものの担任の先生からのお話がありました。両教室とも嬉し涙、笑いなど、教室一杯あふれていました。

  その後、外へ出て先生などが作る花のアーチや見送りの拍手の中、卒業生と保護者が進みました。そして、卒業記念写真撮影などがおこなわれました。

保護者の進行役で、「・・・・に言いたいたいことがある」
 青空のもと運動場で無事に記念写真撮影も終わったのですが、今度は先生・卒業生・保護者が集まりました。朝礼台の上に、各自や各グループごとに、「・・・・に言いたいたいことがある」がスタートしました。

 最初、何を言うのだろうと思ったのですが、中には「・・先生は教え方が、うまい!」「(1組から)2組の人へ言いたい」「給食の時、先生から食べ残さないでと言われたので全部食べた」みたいな実に微笑ましい、大笑いありの「言いたいたいことがある」が、(マイクなしの)大きな声で続きました。

 担任の先生方も児童に負けないような大声で言い返されていました。最後、卒業生から先生方へ記念品などのプレゼントもありました。 福重小学校の卒業式はじめ、関係の諸行事に参加された全員の皆様、お疲れ様でした。

(写真17) 6年1組の教室で担任の先生と卒業生 (写真18) 6年2組の教室で担任の先生と卒業生
(写真19) 見送りを受け花の輪をくぐる卒業生保護者 (写真20) 見送りを受け花の輪をくぐる卒業生保護者
(写真21) 6年1組卒業記念写真  (写真22) 6年2組卒業記念写真
 (写真23) 6年1組2組合同、先生と児童のみの写真
(写真24) 中央部の台の上に乗り、「・・・・に言いたいことがある」の最中。右側が児童、左側が先生と保護者 


最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク