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福重小学校、第76回(2022年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
(写真1) 福重小学校・卒業式、壇上は校長先生、写真奥側が卒業生、手前側:5年生や保護者
(写真2) 福重小学校・卒業生=手前は6年1組、奥が6年2組、最奥列は先生方、卒業生の後方は5年生保護者
(写真3) (クラス別の記念写真の撮影後)校長先生担任の先生と、6年1組・2組一緒卒業生.(後方は本館校舎) 

福重小学校、第76回(2022年度)卒業証書授与式(卒業式)(概要報告)
日時:2023年3月17日、09時00分〜10時15分(体育館のみ、他に学活や諸行事もあったが含めず)  場所:福重小学校・体育館
出席:目算で全体約300名<卒業生55名(女子32 、男子23)、5年生、保護者、先生、来賓、PTAや関係者含む>

(写真4) 卒業式会場の案内板
 (写真5) 左:大村市からの花輪、机上;PTAからの卒業記念品
 (写真6) 中央:開式の言葉、教頭先生
(写真7) 卒業証書授与 









(写真8) 卒業証書授与後の抱負や夢を語る(男子児童)










(写真9) 卒業証書授与後の抱負や夢を語る(女子児童)
  (写真10) 校長式辞
(写真11) PTA会長の来賓祝辞
 (写真12) 別れの言葉卒業生のピアノ演奏で歌唱中(奥側
 (写真13) 別れの言葉、奥側:5年生の歌唱中
 (写真14) 中央: 保護者代表の謝辞
   (写真15) (奥側で立って)保護者の謝辞を聞く先生方
(写真16) 卒業生の退場

 注1:昨年度まで新型コロナウィルス対策上、数年間、従来と違った卒業式が挙行されていたが、今回は、在校生の5年生や来賓の出席もあった。(ただし、マスク姿などは当然多かった)
 注2:このペー下記の「校長式辞」「PTA会長祝辞」「保護者代表謝辞」は、ほぼ全文掲載だが、このページのレイアウト上、あるいは横文字PC変換上などから一部、その趣旨を変えない範囲内で、句読点や改行などを変えている場合がある。また、太文字や、リンク先は、見やすくするために上野が付けた。
 注3:このページ掲載写真は、順不同であり、写真番号は整理上付けただけで、何の意味もない。

主な内容(概要)
 福重小学校、卒業生の皆様、本当におめでとうございます。学校の先生、卒業生の保護者、教育あるいは地域の関係者の皆様、この日を迎えられたことに対して、お祝い申し上げます。この日は、気温15度位で曇り空ながら卒業式、最後の教室での「学活」、見送り、卒業記念写真撮影、さらには運動場でのPTA主催行事まで雨にもあわず、気持ち良く終了しました。その第76回・福重小学校の卒業式の概要報告は、以下通りです。
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 卒業式は、式次第に則り、開催されましたが、従来ある項目で例えば、教育委員会告辞、大村市長の祝辞は、紙面配布してありました。下記項目は、式次第です。
 (1) 開式の言葉
 (2) 国歌静唱
 (3) 市歌静唱
 (4) 卒業証書授与
 (5) 校長式辞
 (6) (教育委員会告示)
 (7) 来賓祝辞
 (8) 卒業記念品・祝電披露
 (9) 別れの言葉
(10) 校歌斉唱
(11) 閉式の言葉
 また、式直後には保護者代表の謝辞もありました。

卒業証書授与と、卒業生の抱負や将来の夢
 田中校長先生から卒業生へ、卒業証書の授与がありました。その後、卒業生は、壇上から中学校での抱負、あるいは将来の夢(なりたい職業など)を述べられました。例年通り、「中学生になったら、勉強とクラブ活動を両立させて頑張りたい」が多いのに変わりなかったですが、今年も将来指す職業なども沢山ありました。

 そのほんの一例として(順不同で) 「先生になって子ども達に教えたい」「サッカー選手になりたい」「ペットショップ」「医療」「イラストレーター」「ゲーム作り」など沢山でした。また、「中学生になっても大きな声で挨拶できるようになりたい」「6年間、友達と支え合ってきた。中学生になっても仲良くしていきたい」などの力強い話しもありました。

 以上の抱負や今後の夢についての発言は、卒業生全員、ハキハキとした元気な声で、体育館いっぱいに響き渡っていました。それらを後方で聞いていた(新年度に最上級生になる)5年生は、大いに参考になったことでしょう。

校長先生の式辞
 校長先生から、次の「」内のお話がありました。  「うららかな春の日差しを浴び、桜の蕾も大きく膨らんだこのよき日に、大村市福祉保健部長吉村武史(たけし)様はじめ、PTA会長松尾かおる様、学校評議員、学校支援会議等、日頃から子供たちを見守り学校を支えてくださる来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、第76回卒業証書授与式を挙行できますことに、高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。

 さて、本日、小学校6年間の課程を修了し、150年の歴史と伝統を誇る福重小学校を巣立ち行く55名の卒業生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。今、皆さんは6年間の楽しかった出来事を思い浮かべているのではないでしょうか。この一年間だけでも、練習の成果を発揮した運動会、仲間と話し合いながらハウステンボスでの班行動を楽しんだ修学旅行、リモートを駆使し皆でカを合わせて成功させた創立150周年記念行事など、いろいろなことがありましたね。一方で、この3年間はコロナ禍が続き、思うようにいかないこともたくさんありました。この3年間を乗り越えた私達は、様々なことを学びカにしてきました。その中でも、私が大切だと思う二つのことをお話ししたいと思います。

 一つ目は「人と人との繋がりの大切さ」です。普段は、おしゃべりをしたり遊んだりしていた友達とも自由に会えない時間が続きました。マスクで顔の半分が見えずコミュニケーションを取ることも難しかったと思います。SNS等の方法に頼ると相手の顔が見えないせいか言いにくいことや本来言ってはならないとわかっていることもつい言ってしまい、大きなトラブルになることもあります。自分の意図したことと違うように捉えられることもあります。実際に会って、顔を見て、自分の意思を積極的に伝えることが重要であることを改めて学びました。

 二つ目は、「感謝することの大切さ」です。このコロナ禍で、今まで当たり前だと思っていたことが、実は多くの方々のお陰で成り立っていたことに気付くことができました。私達は様々なことを我慢して過ごす中で、気持ちの余裕を失い、他人を許せない気持ちが先に立ち、感謝の気持ちをいつの間にか忘れてしまうことがありました。皆さんの身の回りには、この辛く苦しい時期にも、私達粉心の痛みを和らげ、励ましたり、元気をくれたりした人たちがいたことを忘れてはなりません。「人を傷つけるのは人、でも助けるのも人」相手を思いやる心や感謝の心を持つことが重要だということが改めてわかりました。

 やっとこの春、制限が緩和され、私達の生活は元に戻っていくことでしょう。私達は、今回のことを教訓とし、これから訪れる未知のことにも、皆で知恵を寄せ合い、カを合わせ、困難を乗り切る自信がついたはずです。皆さんには、仲間がいます。そして、ここに集まっている大人たちがいます。苦しいとき、辛いとき、この経験を思い出し、立ち向かって欲しいと思います。

 結びに、深い愛情を注ぎ、かくも健やかなお子様に育てられましたご家族の皆様に敬意と共に、本白のご卒業に対しましてがお喜びを申し上げます。これからも、親子の心の絆をしっかりと結び、お子様が素晴らしい中学校生活を送られますことを職員一同、心からお祈りしております。また、本日の卒業証書授与式に際し、ご多用の中ご臨席賜りましたご来賓の皆様のこれまでのご厚情に感謝いたしますと共に、卒業生の限りない前途に幸多かれと、お祈りいたしまして校長式辞とさせていただきます。」

PTA会長の祝辞
 福重小学校PTA会長から、次の<>内のお話がありました。 < 校庭の桜も色づき、さわやかな春の訪れを感じるこの良き日、150年の歴史を刻む福重小学校の新たな時代を彩る一ページとして、本日、卒業式を迎える事が出来た事をとてもうれしく思います。 今日ここに、お子様のご卒業を迎えられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。立派に成長し凛と立つ姿に大変誇らしく感じておられる事と思います。御来賓の皆さま、本日はお忙しい中ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。五年生児童のみなさんも在校生代表として、次のリーダーとして参加してくれてありがとうございます。

 さて、卒業生の皆さんは4月から中学生になります。またひとつ新たなステージへと足を踏み入れなければなりません℃新しい事に挑むのはとても勇気がいります。ですが、思い返してみてください。皆さんは6年前の4月、この小学校に入学したばかりだった時の事を覚えていますか? 初めてだらけの慣れない環境の中で小さな身体を目一杯使って色んな事を一生懸命覚えてきました。この六年で共に過ごしてきた仲間たちとの素敵な思い出もたくさん出来ましたよね? その色鮮やかな思い出を、様々な経験を、一つ一つ積み重ね6年ものあいだ成長し続ける意地と根性が皆さんには備わっています。気合のこもった一歩が踏み出せるはずです。

 皆さんはこれから、たくさんの人との出会いがあります。是非、色んな人と顔を合わせて話をして欲しいと思います。お互いの声を聴き、目を見て話しをしてください。たーさんの人と触れ合って、自分の心を豊かに温かく育ててください。相手の事を思いやれる優しい人になってくれる事を切に願っていまする今、皆さんは輝く未来へと手をかけたばかりです。将来への選択肢を増やす為に、これからも新しい事を学び、新聞や本をたくさん読み、興味や疑問に思ったことはどんどん調べて、自分の中に知恵や知識がつまった可能性の引き出しをたくさん作ってください諦めなければ意外な引き出しから答えが出てきたりします。

 疲れた時は一休みする事、迷った時は周りを見る余裕も必要です。人生の先輩である親に相談してみるのも良い発見があるかもしれません。親はいつでも子供の味方です。口うるさいと思うかもしれませんが、ロ出ししてしまうのが親です、5回に1回くらいは広い心で受け止めてくれると親は喜びます。意外と単純なんです。

 最後になりますが、本日このように卒業式を迎える事が出来ましたのも、校長先生はじめ教職員の皆さまのご指導あってのものだと思います。お力添えを頂きありがとうございました。卒業生の皆さん、希-望を胸に輝く未来へと己の道を突き進んでください。本白はご卒業、おめでとうござ占います。>

分かれの言葉
 卒業生全員から変わるがわる、例えば入学当時、運動会、修学旅行、料理などを始め、一人ひとり楽しかったこと、苦労したことなど実に多くの思い出が語られました。

校歌斉唱
 小学生としては、最後の校歌が元気良く斉唱されました。  この後の「閉式の言葉」で卒業式は修了しました。
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保護者からの言葉
 上記の卒業式直後に、卒業生の保護者代表の指方氏から、次の<>内の「謝辞」がありました。   多くの保護者の皆様が参列をしております中、恐縮ではありますが卒業生保護者を代表し、謝辞を述べさせて頂きます。まずは、この6年間、子ども達に対し、熱心にご指導を頂きました先生方、離任された先生、教職員の方々含め、御礼を申し上げます。また先生方以外においても、どんな日も、子どもたちに給食を作り、運んで頂いた、学校給食センターの職員の皆様、さらに、よりよい学校環境をつくるべくご尽力いただきました、市教育委員会職員の皆様に対しても同じく、御礼申し上げます。そして、この場をお借りし、毎朝交差点で子どもたちの通学時の安全確保にご尽力頂きました交通安全協会福重支部の皆様に対しても御礼、申し上げます。

さらに、在校中、この小学校で、共に学校という社会基盤の中で、仲良く、たまには喧嘩する事もあったでしょう、在校生の皆さんと、これまで卒業した人たちに対しても御礼をしたいと思います。考えてみれば、卒業生たちはこの日までに、多くの人の支え、交流があって、やっとこの日を迎えられたのだと思ってなりません。大変お世話になりました。

さて、この子たちが生まれた年はまさに、東日本大震災発災の年度でありました。壊された町を映像で見ては悲しくなり、また、連日、聞きなれない放射能の数値や拡散状況に震え、不安を抱いていました。また震災に加えて日本経済も落ち込み、当時の日本の企業価値は生まれる少し前の約半分だったように記憶しています。小さいこの子を胸に抱え、明るい未来への希望が持てない時代もあり、親として不安を抱いていた。そんな記憶が蘇ります。そして、3年生の終わりから感染症の世の中が始まりました。本当にこの12年間は世の中、いろいろあったな。と思います。

 しかしながら、やっと感染症からの出口も見え、企業価値も当時からすると約3倍に伸び、この12年間で、やっと明るい世の中になり、親として、また次世代へ人を繋ぐ役割の大人として少しばかりは安心できる世の中になる事ができました。今、思い返しますとそんな実感が湧いてきます。いろんな事はありましたけど、これも貴重な人生経験が出来たと思えば、苦難が子どもたちをより、たくましく、又思いやりの心を育む事が出来たと思えば、これまで誰も経験したことが無い事を経験したのではと、そう、やっと思える時代となり親も同じく成長してきたと思います。

 さて、これからの中学校生活は、人生において大変重要な時期であると思います。この6年間、恩師から頂いた情熱の中には、たぶん、この子たちをしっかりと社会へ送り出さなければならない。そんなお気持ちも在られたと思います、私たちも同じ思いであります。その思いを私たち親がしっかりと引継ぎ、人生の羅針盤となるべく中学校生活のよき理解者、よき支援者となる事をお約束し、簡単、粗辞ではありますが、卒業生保護者代表の謝辞に代えさせて頂きます。 6年間、ありがちうございました。

6年生最後の教室と記念写真撮影

 無事に卒業式も終わり、最後の「学活」のため、6年1組・2組の卒業生は、各教室に集まりました。そして、各組にて違いはあるものの担任の先生や各卒業生からの話などがありました。両教室とも嬉し涙、笑いなど、教室一杯あふれていました。その後、外へ出て先生などが作る花のアーチや見送りの拍手の中、卒業生と保護者が進みました。そして、卒業記念写真撮影などがおこなわれました。

PTAや保護者主催の行事
 運動場で無事に記念写真撮影も終わり、今度は先生・卒業生・保護者が集まりました。そして、PTA主催の行事が始まりました。ただし、撮影者の上野は、所用のため市外に行く予定もあり、最初だけ写して校庭を後にしました。

 福重小学校の卒業式や関係の諸行事に参加された全員の皆様、お疲れ様でした。

(写真17) 「学活」中、6年1組、黒板前2名の先生と手前側は卒業生 (写真18) 「学活」中、6年2組、黒板前の先生卒業生
(写真19) 5年生の花輪をくぐる卒業生保護者 (写真20) 最後のランドセルを背負って5年生の花輪をくぐる卒業生保護者
(写真21) 6年1組の卒業生校長・担任の先生と保護者による卒業記念写真  (写真22) 6年2組の卒業生校長・担任の先生や保護者による卒業記念写真
 (写真23) 福重小学校PTA主催の行事(手前のハンドマイクはPTA会長の話し中、右手前側は先生方、主に座っているのは卒業生、その周囲は保護者など)


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