会議名称:2014年度 大村市自殺対策ネットワーク会議 自殺対策研修会 (上記横長写真は会場)
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大村市いのちをつなぐ まもるくん |
日時:2014年12月16日14時00分〜16時10分
場所:大村市コミュティーセンター・大会議室
参加:全体で61名
主催:大村市福祉保健部国保けんこう課
会次第:
1)開会挨拶---大村市福祉保健部国保けんこう課・課長
2)講話1 「借金問題を抱える人へのアドバイスについて」
講師:弁護士・曽場尾 雅宏 氏(大村さくら法律事務所)
3)講話2 「こころに不調をきたした人への関わり方とは」
講師:臨床心理士・赤川 早苗 氏
4)質疑応答
5)事務連絡
主な内容(概要):
念のため、2時間強に及ぶ会議内容を簡潔にまとめることは、私の力量では無理ですので、その点はあらかじめご了承願います。そのようなことから、下記内容は、講演内容の極一部に触れているだけです。
講話1 「借金問題を抱える人へのアドバイスについて」は、全体9ページの資料をもとに約50分間の講演がありました。資料の見出しだけですが、「第1 多重債務の場合の対応」、「第2 消費者被害の対応」を主に、様々な具体例や実際解決した例なども話されました。
様々な対応策のある中で、例えば「破産」、「個人再生」、「法テラス」などがあること、その手続きでも各々メリットとデメリットがあることが分かりやすく述べられました。また、何か相談事あれば、市役所通じてでも良いから、弁護士の方にも相談して欲しいなどの話もありました。(大村さくら法律事務所のブログは、ここからご覧下さい)
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あなたのSOSカード |
講話2 「こころに不調をきたした人への関わり方とは」の講演は、沢山のスライドを使って見やすく、分かりやすい話がありました。最後の方で見せて頂いた数枚のスライドや話を下記に紹介します。
<死にたいと打ち明けられたとき どう対応するか>
1.相手の訴えに真剣に耳を傾ける 徹底的に聞き役に回る 相手の言葉や言葉の背景にある感情を、一生懸命に理解するように努める
2.誠実な態度をとる 熱心に話しに耳を傾け、誠実な態度をとり続ける 3.黙り込んでしまう相手には沈黙を共有する 誠実な態度をとり続け、相手が自分の気持ちを話ぜるようになるまで、 じっくり待つ
4.「自殺」について話をする 希死念慮を疑ったら、率直に「自殺」について聞く
5.専門家の治療を受けるように働きかける 受診のための手続きを積極的に行う 本人が治療をため昏ってもそのままにせず、関係機関と連絡をとる 緊急な事態には直ちに行動を起こし、安全を確保する
<自ら死を選ぶ人を1人でも減らすために>
今日ここに集まって下さった方々が 自殺を考えている人の「必死」になって「救いを求める叫び」を的確に察知して早い段階で治療に結びつけること
質疑応答
上記の講話終了後、参加者の中から3名で7項目ほどの質疑が交わされました。(内容は省略)
事務連絡など
会場で配布された「大村市自殺対策 キャラクター 大村市いのちを つなぐ まもるくん」のバッジ(右側1番目画像参照)や「あなたのSOSカード」(右側2番目画像参照)などについて、会議冒頭も含めて説明がありました。
会議出席された皆様、お疲れ様でした。
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