開催日時：2012年9月26日10時35分〜12時05分 場所：萱瀬中学校
参加：17名(1年生14名と教師の方3名) 講師：上野が担当しました。
主なテーマ：萱瀬の名所旧跡
＜(上野が思う)萱瀬の大きな特徴点＞
１）萱瀬は、大村８地区中で最大の面積 (萱瀬地区＝42.28平方km、大村地区＝20.40平方km、福重地区＝14.79平方km)
２）萱瀬は、大村平野(扇状地)の生みの親(多良山系の土砂を郡川が運んでつくられた大村扇状地)
３）萱瀬は、名所旧跡(史跡)の豊富な地区 (大村地区や福重地区も多いが、萱瀬は多種多様で豊富)
＜(スライド映写による)萱瀬の名所旧跡＞(注：下記の数字01〜30は、写真スライド番号)
01,多良山系 02,経ヶ岳(1076m，県央地域で最高峰の山) 03,鳥甲岳と鳥甲摩利支天宮(鳥甲城址) 04,(黒木の)山神宮 鮎がえりの滝 05,岩屋観音、岩屋の馬頭観音 06,萱瀬ダム、弘法大師(ダム下側の広場付近) 07,仏の谷、切詰城址(標高約400m) 08,萱瀬杉(森の巨人たち100選) 09,十一面観音堂、久良原の馬頭観音 10,小天狗の碑 榎茶屋河川公園
11,宝満城址(写真左側)、中岳砦跡(写真右側) 12,中岳砦(中岳城)跡 13,(中岳砦跡の)山神、中岳の馬頭観音 14,中岳古戦場跡(墓碑) 15,(南川内の)山神、南川内分校跡 16,南川内の馬頭観音 17,氷川神社 18,峰弾正の碑、権田の馬頭観音 19,矢房大明神(萱瀬中の裏山、長瀬の山中にある) 20,田下の六地蔵、キリシタン墓碑、霊魂塚
21,萱瀬の境界石 郡川の矢渕 22,菅無田古戦場跡、峯釆女・弾正の墓 23,矢房神社、菅無田の馬頭観音 24,米山の大明神、米山の石仏 25,琴平神社、古戦場跡 26,(原町の)熊野権現、原の馬頭観音 27,郡川にある溶岩流跡(石場橋付近) 28,大村純忠史跡公園、西教寺、愛宕神社 29,久森大権現、荒瀬の馬頭観音
30,歴史(郷土史)は面白い ＜なぜ、歴史(郷土史)を学んでいるのでしょうか？＞
１）歴史は多くの人の知恵が詰まっている → 興味深くて、おもしろい(テレビの歴史番組も多い)
２）人は同じ過ちを繰り返す → 歴史を知ることにより災害などの備えにもつながる
３）郷土史を知ると地域の良さが分かる → 郷土の誇りと発展へつながる
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(詳細は後日、感想文をまとめて頂くことになっていますが)萱瀬中学校1年生の皆さんから質疑応答や休憩時間中にいくつかの質問や感想が、上野へ寄せられました。その中で「萱瀬には、いくつ城があったのか？」、「今まで私の知らなかった所(名所旧跡)を聞いた」などでした。
熱心に聞いて頂いた萱瀬中学校の先生や1年生の皆様、お疲れ様でした。今後とも、よろしくお願いします。
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感想文の概要
上記の講演後、9月28日に萱瀬中学校1年生の生徒さんからの感想文(14人分)を頂きました。いずれも熱心に今回のテーマ「萱瀬の名所旧跡」についての感想が書いてありました。全文の紹介は出来ませんが、大まかに共通した内容をまとめますと、次の通りと思われます。
・萱瀬地区に、こんなに多くの名所旧跡(史跡)があるとは知らなかった。初めて知った所もあった。
・氷川神社の所含めて萱瀬に城址が、たくさんあったとは、今まで知らなかった。
・馬頭観音も初めて知って、萱瀬に多いのが分かった。
などが14人分の中で多かった内容でした。
また、「萱瀬は歴史が詰まった、いい所だなあと思った」、「もっと萱瀬のことを知りたい」、「萱瀬に生まれてきて良かった」など、なかなか大人でも簡単に言えないような感想も書いてありました。
感想文の概要は、以上のような内容でした。萱瀬中学校1年生の皆さん、熱心に書いて頂き、大変ありがとうございました。私の方も、この内容に書いてあった部分を、より一層調査や勉強を今後も続けたいと思っています。