名称:草場町の子ども餅つき
日時:2019年12月22日09:00〜11:00 場所:草場町、草場公民館 参加者:目測で約30名(内、大人10名、子ども20名)
主催:中間山地・草場集落、草場町子ども会 主な内容:餅つきなど <モチゴメは7升(約10kg)>
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子どもの餅つき
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子どもの餅つき |
内容(概要):この日は、あいにくの雨でした。そのため、餅つきは(雨でなければ通常は外でおこなわれるが今回は)草場公民館の玄関内での作業となりました。 年末恒例行事ともなっている草場町の子ども餅つきは、15年前(2004年)からおこなわれているものです。主催者の中山間地・草場集落の事業です。
その趣旨は、様々あると思われます。まずは中山間地農業地域での活性化(地域振興)があり、そして、餅つきという米(コメ)を扱うことに子ども達が親しんで自ら作っていく楽しさも体験できることもあるでしょう。先の趣旨通り、参加者の顔ぶれも子ども中心に親御さん、そして老人と三世代が参加して、ずっと楽しそうでした。
・草場でとれたモチ米でついた餅を沢山食べて
準備も整い開始時刻となり、最初に中山間地・草場集落の内田会長から、概要次の「」内の挨拶がありました。「今日は集まって頂き、ありがとう。草場でとれたモチ米でついた餅を腹いっぱい食べて、持って帰って欲しい」
・餅のつき方は互いに調子を合わせて
セイロから蒸し上がったきたモチ米は、まずは大人がこねて、子どもがつけるまでに力強い餅つきが続きました。そして、次に子ども達の番です。男性の大人は、子ども達へ餅つきの仕方を教え、「お互いが呼吸を合わせて餅をつくように!」「餅だけを狙って石臼はつかないように」との掛け声もかかっていました。
子どもたちは、最初はとまどいながらも段々とうまくなり、途中からペッタン・ペッタンと音まで良くなるようなつき方でした。それらに対して、大人から「こん子は上手バイ」「慣れとるね」との褒め言葉も飛んでいました。子ども達も、交代して、ほぼ全員が餅つきをして、さらに「また、したい」といって杵(きね)を持つ子もいました。
・餅を丸めた後は美味しい試食
つきあがった餅は、室内の長い飯台に運び、それから餅を適当な大きさに切って、丸めていく作業でした。その時、女性の大人は、子ども達に餅の丸め方や、アンコ入りの餅の作り方を教えておられました。また、同時進行でゼンザイや黄粉餅(きなこもち)も作られ、中には早速、美味しそうに試食している子どもたちもいました。
先の繰り返しが続き、たちまち7升(約10kg)の餅ゴメは、つきあがりました。餅丸めも終わり、後は持ち帰り用のパック詰めをつくることになりました。最後に、草場の子ども会(代表)から、「今日は色々とありがとうございました」との挨拶がありました。あと、後片付けや大きなボウルのクリーニングなど、子ども達もおこない全てが終了しました。 草場町の子ども餅つきに参加された皆様、お疲れ様でした。