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福重の写真集 その644

2024年 松原救護列車の朗読劇tと新作アニメ上映 <松原小学校で開催>(概要報告)
(写真1) 舞台上は松原の救護列車を伝える会の皆様
(写真2) 左端側:来賓、中央部手前側:松原小学校の児童、奥側:保護者や地域の方々
2024年 松原小学校にて松原救護列車・朗読劇tと新作アニメ上映(概要報告)
日時:2024年6月29日09:00〜10:30
場所:大村市立松原学校・体育館
参加者:目測で約170名(児童83名、先生、保護者、報道、関係者含む)
 注1:このページの掲載写真は順不同で、写真整理番号や上からの順番には、何の意味もない。
 注2:新作アニメについて、「撮影は、ご遠慮を」という案内だったので、このページでは、その映像部分は、全て省略している。

(写真3) 校長先生のお話し 
(写真4) 松原の救護列車を伝える会の皆様 
(写真5) スライドを使って露独劇の最中 
 (写真6) スクリーンは武蔵野大学映像学科の皆様 
 
 (写真7) 中央部:児童から大学生へ質問
 (写真) 中央部:児童代表から、お礼の言葉 
案内の内容
 最下部の案内には、次の点線内が書いてあります。
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 松原の救護列車を伝える会では、令和6年度の事業として新作ショートアニメーションを企画・制作しました。今回、この作品を松原小学校のご協力のもと、「松っ子の心を見つめる教育習週間」の公開授業にて、お披露目する運びとなりましたので、松原地域の皆様にもぜひご覧いただきたくご案内いたします。松原小学校の児童の皆さんとともに、平和について考えるひとときとなりましたら、幸いです。
<内容>
 1945年8月9日長崎市に原子爆弾が投下され負傷した怪我人が、救援列車により道ノ尾駅から早岐駅の沿線上の各駅に運ばれました。松原駅で降ろされた怪我人は、松原小学校(1日尋常小学校)に運ばれ、松原住民による救護活動が行われました。その際、救護活動の指揮をとっていた、衛生兵福地勝美さんの証言を基に作成したアニメーションです。 「救護活動で忙しい中、女の子を連れた女性が救護所を訪ねてきた。」…その子は何をしに来たのか。。福地さんが亡くなる寸前まで忘れず思い出していた事・・・。
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主な内容
松原小学校、校長先生のお話し
 校長先生より、下記の<>内(青文字)の挨拶(概要のみ)がありました。 皆さん、おはよう。「長崎っ子の心を見つめる」教育週間が、松原小学校では6月25日~7月1日の間におこなわれている。今日(29日)は、土曜日授業も実施して朝一番に道徳、今から松原の救護列車を伝える会の皆様による朗読劇と、アニメ上映会がある。良く聞いて覚えて下さい。

 保護者、地域の皆様、ご参加頂き感謝したい。この教育週間は、平成16年(2004年)から、命の大切さや生きる力を育んでいくために、大村市内でも実施されてきている。松原小では、松原の救護列車を伝える会 の皆様によって、松原救護列車の朗読劇や新作アニメの上映もある。今後とも、よろしく願う。


朗読劇と新作アニメ上映
 次に、松原の救護列車を伝える会の2名から、朗読劇の内容と武蔵野美術大学の学生さんが制作された新作アニメの紹介がありました。その後、朗読劇が舞台上のスクリーンを使って公演されました。また、新作アニメの上映もありました。

 撮影者の上野は、先の二つで合計約1時間にわたる内容を簡潔に書けないので案内ページ内容などを。ご参照願います。 その後、アニメ上映後、松原小の児童と武蔵野美術大学生との質疑応答もありました。その中で児童からの質問として、、例えば次の「」内などがありました。 「どうして爆弾は落とされたのか?」「どうして戦争は起こるのか?」などでした。これらの疑問に対して大学生から丁寧な答えもありました。

 次に、伝える会の方々へ、松原小の全児童により大きな声で「ありがとうございました」との感謝の言葉がありました。 最後に、児童を代表して6年生からお礼の言葉として、次の「」内(青文字)がありました。 (概要)(「原爆の恐ろしさを知った。被爆者の救護のために松原の人が必死に手伝い、頑張られたことも分かった。これから私たちも伝えていきたい」
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参加者の感想など
 私は、この会終了後に複数名の方から感想を聞きました。その概要は、次の「」内などでした。「アニメを見たのは初めてだった」「(原爆直後当時)看護された松原の方々は大変立派だった」「劇を見た子どもたちも、原爆や救護列車のことを伝えていって欲しい」などでした。
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 最後になりましたが、松原の救護列車を伝える会、オンライン参加の武蔵野美術大学の皆様始め、松原小の先生、児童、保護者さらに地域の方々、参加お疲れ様でした。

<補足:「松原の救護列車を伝える会」の活動>
 この朗読劇をしておられるのは、「松原の救護列車を伝える会」の皆様です。まず、救護列車について、1945(昭和20)年8月9日、長崎原爆で被害者となられた方々が諫早、大村、佐世保などの各市へ(当時の)国鉄の列車で運ばれました。松原駅にも、その救護列車が着き、松原小学校に運ばれました。そして、被爆にて大怪我された方へ、松原地区の方々が、言うにいえないほどの献身的な手当と看護をされました。

 ただし、長崎原爆から80年近くの時が経ちました。そのようなことから、松原の救護の状況などを詳細に知っている方、あるいは当時のことを語る機会も少なくなりました。そのため、今後も伝えていきたいということ、さらには小中学生にも救護列車のことを分かりやすく知ってもらおうということで、「松原の救護列車を伝える会」の皆様は、朗読劇で学校での平和集会その他で、積極的に何回も上演されています。

 あと、これ以上の詳細なことは、文才のない上野が内容含めて色々書くよりも、次のYouTube<松原の救護列車を伝える会 朗読劇「戦時下の学校校舎に被爆患者収容を偲ぶ>のリンク先アドレスをクリックして閲覧願います。
 下記は、朗読劇と新作アニメ上映会の案内
 


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