大村市立福重小学校、(2017年度)離任式（概要報告）
日時：2018年3月23日、11時05分〜12時00分　　場所：福重小学校・体育館
出席：目算ながら全体約３００名(離任者：10名の内9名、先生、１〜５年生、卒業生、PTA、保護者など)　
　＜注：離任とは、学校では(一般解釈で)教職員が退職や人事異動で当該学校から離れられることをいう。離任式とは、分かりやすく言うと対象の教職員との「お別れ会」である＞

離任者の挨拶(有料ゴミ袋を示し楽しく迫力ある節約の訴え)

児童からの花束贈呈に思わず涙が

児童の持つ花の輪をくくりながら(体育館内を一周)

(右側の)保護者者の作る手の輪をくくり体育館を退出

主な内容(概要)：
　今回、福重小学校から退職や人事異動などで、お別れされた先生方、大変お疲れ様でした。また、新たな所でのご活躍を祈念しています。

　今回、離任される教職員の方は、１０名と聞きました。(この離任式は内9名で、1名は先に終了式に次いでお別れ会があった)　なお、この式には、3月16日に卒業したばかりの卒業生も出席していました。

　離任式は、(1)開式のことば、(2)離任者の紹介、(3)校長先生の話、(4)児童から花束贈呈、(5)閉式のことば、見送りなどがおこなわれました。中には、教室に戻られ先生を送る会をしている組もありました。


離任者の紹介
　校長先生から今回、福重小学校から離任される教職員の方を１名づつ詳細に紹介がありました。その内容は、主に教えられた教科、事務の仕事内容、活躍された期間などでした。

　その期間について、短期間(数週間)から６年間いらっしゃった方などの説明もありました。そして、教えられた教科だけでなく、教職員の事務、児童の健康相談まで親身なって話されたことも述べられました。中には、児童から「お母さん」と呼ばれるような方もいらっしゃって、その方の親しまれていた人柄も話されていました。

　そして、全員の教職員の方々が、福重小の児童が勉強しやすく、動きやすいように奮闘されたことを詳しく語られました。最後に、離任された後でのご活躍ご健康を祈念しつつ、今までお世話になって、ありがとうございましたの言葉で結ばれました。

離任者のあいさつ
　離任者一人づつ、福重小学校での期間、教科、仕事の担当などを話されました。その中で、(順不同ながら)　児童に対し、「皆さんが、元気で勉強できるように一緒に頑張ってきた」　「この学校へ異動することになった時、皆から”福重小はいい学校よ”と皆から言われた。その通りで楽しい期間だった」

　「事務担当だった。この大村市の有料ゴミ袋は１枚30円だ。1枚は安いと思うかもしれないが年間では3万円位にもなる。皆も節約して何でも大事に使って欲しい」

　「私は４つの言葉を贈りたい。それは、(1)明るく笑え、　(2)”ふわふわ言葉”、思いやりのある心を持て、　(3)感謝する心を持て、　(4)自分のために努力する　などである」　「毎日楽しかった。つらいこともなかったわけではないが、頑張ることができた」

　「夢や目標を持つことは良いことだ」　　「皆さんの色々な姿が見れて良かった。(６年生は卒業したので)今度は皆さんがリーダーだ。がんばって欲しい」などの話が続いていました。

児童からの花束贈呈
　児童代表が手に花束を持って壇上にいる離任者の方々へ贈りました。中には今までの思いがこみ上げて嬉し涙される先生方もいました。

花の輪をくぐり退出
　閉式の言葉の後、離任者の皆様は、児童が準備した花の輪をくぐりながら体育館内を一周し、さらに出口では保護者の方々の手の輪の下を通られ、退出されました。その後、中には、教室で児童から歌のプレゼント、先生から学校行事(運動会や遠足などの)写真スライドを一緒に見たりなどもありました。

(上野の感想)
　私は今回、母校の離任式には、約55年ぶりに参加しました。第一印象、離任者への心温まる先生・児童・保護者一体となった心づくしの式でした。また、お別れされる教職員の方から、「皆のために頑張ってきた」とか「毎日が楽しかった」とのお話を異口同音にされていましたが、この言葉は短いながらも、なかなか含蓄のある内容だとも思いました。これからも、この種の言葉を沢山聞けますように願っています。最後になりましたが、改めて離任者の皆様のますますのご健康ご活躍を祈念しています。離任式出席者の皆様、お疲れ様でした。

＜福重小学校、当面の主な学校関係行事＞
　・４月　６日(金)----前期始業式
　・４月１０日(火)----入学式