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2021年3月23日、福重小学校、タブレット端末の授業(概要報告)
(写真1) 1年2組のタブレット端末の授業(奥は担任の先生とモニター。児童全員の机の上にタブレット端末が置いてある)

内容:福重小学校、タブレット端末の授業<GIGA、ICT>(概要報告)
日時:2021年3月23日11時15分~12時00分  場所:福重小学校  参加:(目算で)約30名(先生と児童)
(写真2) タブレット端末保管庫(使用前で充電中)
(写真3) 先生からタブレット端末を児童へ手渡し中
(写真4) 児童の机に置かれたタブレット端末
(写真5) 児童が使用中のモニター、キーボード
(写真6) モニター(画面)にタッチしながら操作中
 (写真7) モニター(画面)にタッチしながら操作中
 注1:このページとは別のページに特集内容として、例えば「GIGAスクール構想」「ICT」「タブレット端末」「高速大容量の通信」あるいは「大村市のGIGAスクール構想の経過」などを詳細に掲載予定である。そのようなことから、本ページは、先の「」内などの事柄については、下段の「学校だより」のみを書いている点は、あらかじめ、ご了承願いたい。

 注2:このページ作成者の上野は、福重小学校の学校評議員でもあるので、「2020年6月26日、2020年度・第1回学校評議員会(概要報告)」ページにも書いている通り、この会議当時から既に、「大村市立の小・中学校におけるタブレット端末の配布や、その授業」などは、話題になっていた。

 注3:福重小学校において、タブレット端末や、その保管庫(電源工事なども含む)が設置されたのは2021年2月で、3月になり無線LAN工事が実施された。このような経過、その他については、下段(点線内)の「福重小学校、2月号学校だより かけはし 令和3年2月9日(火)」の一部を参照。

タブレット端末授業の主な内容(概要と上野の感想含めて)
 上記の注3通り、福重小学校の各学年では、既に3月始め頃からタブレット端末の授業をするための機器や環境整備が整い、実際の授業もされていたようです。ただし、「2021年3月4日の授業参観(概要報告)」では見ていませんでしたので、今回1年生の授業を見学しました。

 主な流れとして、まずはタブレット端末を保管庫から児童全員の机に置く、初画面の立ち上げ、パスワード入力して、先生の指示を待つでした。そして、今回は、「なぞかけ」の問題の出し方と、その答え方でした。次のテーマは、カメラやマイクで自分の顔を写し出したり、声や音を出すなどでした。

 全体通して1年生で、しかも、この授業が2回目という不慣れもあり、「全員で同時に操作完了」とまではいっていなかったです。しかし、担任の先生や、補助の先生含めての手取り足取り風の指導によって、授業は進んでいきました。特に、画面上に自分の顔が写る時などは、ちょっと驚いた表情や声も出ていました。

 また、「なぞかけ」の答えの集計では、先生用のタブレットでは、即座に「・・名が回答している」と分かるので、紙の回答用紙集計と違って改めて便利だなあと思いました。あと、中・高学年の教室で見学された先生の話では、「タブレット端末の操作は素早く、慣れた感じで扱っている。授業もスムースに進んでいる」とのことでした。

 なお、個人的なことながら、私はタブレット端末の導入が遅れたのですが「私のiPadの購入動機など」ページに書いています通り、2013年春から使っています。そのわずか経験からして、何事も長所もあれば短所もあると思っています。

 私は、今回の授業を見学してみて、できれば、児童全員が新たな勉強用ツールで、従来の教科書、紙、本、印刷物も大いに活用して、さらにプラスして新たな関心、疑問、その答えの出し方などに、このタブレット端末が活用されればと祈念しています。

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<令和3年2月9日 福重小学校「2月号学校だより かけはし」より>
GIGA(ギガ)スクール構想とは?
 この言葉を初めて耳にする方が多いのではないでしょうか。今、学校は外国語やカタカナの言葉が日常茶飯事のように使われる時代になりました。デジタル化やグローバル化、ICT教育、AI、インターネット、大型ディスプレイ、ビッグデータ、無線LANそして、GIGAスクール。何となく耳にし、また実際に使っている言葉があるかもしれません。しかし、改まってどんなことかと聞かれると言葉が詰まってしまうこともあるようです。
 ・デジタル化…アナログ(連続的な量)を段階的に区切って数字(0や1)で表すこと。
 ・グローバル化…ものの考え方や経済活動等が世界的な規模に広がり行われること。
 ・ICT…「インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジィ」の略語で、日本語では情報通信技術と言います。
 ・AI…「アーティフィシャル インテリジェンス」の略語で、人工知能のことです。
 ・無線LAN…「ローカル エリア ネットワーク」の略語で、多くのパソコンやスマートフォンを接続するもので、よく知られているのがWi-Fiです。

 さて、GlGAスクール構想とは令和元年末に文部科学省が示したもので、児童一人に学習者用端末(タブレット)を1台持てるようにすることと、高速大容量ネットワークを一体的に整備するという構想です。簡単に言えば、全児童が一人1台のタブレットを与えられ(学校備品として)、学校内ではWi-Fiでつながり、タブレットを使って学習をしていくということです。既に全児童分のタブレットは学校に納品済みで、充電機能を備えた保管庫も教室に設置しています。今後は、LAN(Wi-Fi)の工事が2月中に行われることになっています。

 では、なぜ一人1台のタブレットの学校教育が進められるようになったかです。というのは、今の世の中はインターネットを始めモバイル端末の普及、ビッグデータやAI(人工知能)の活用など社会のデジタル化やグローバル化が進み、5年後、10年後の予測がつかないほど社会が急激に変化を続けていくという時代背景と、そして、学校教育の指導内容や目的について文部科学省が示している「学習指導要領」(学校教育のルールブックといっていいもの)に未来の社会の変化を見据えて児童に必要な資質と能力を付けるという方針が示されたことによります。

 その具体策がGIGAスクール構想です。学校でタブレットがどのように使われるのかなどを分かる範囲で次号でお知らせいたします
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(写真8) モニター(画面)にタッチしながら操作中 (写真9) 全員、同じ内容表示を見ている最中

・関係ページ:「2020年6月26日、2020年度・第1回学校評議員会(概要報告)


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