写 真 |
所在地:長崎県大村市弥勒寺町、石堂屋敷(私有地内) |
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この石堂屋敷の線刻石仏Gは、石堂屋敷の登り坂から数メートル登った地点から右側に行く道の数メートル先の上側にあります。線刻石仏Fから数えたら2番目です。
左写真は、石堂屋敷の線刻石仏Gの石全体です。中央部分に、仏の線刻模様があります。
・制作年代:諸説あるが正確には不明(中世時代との説もある)
・ 石全体の高さ83cm、横幅120cm |
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この石堂屋敷の線刻石仏G(模様線)は、胸より下は地面にあります。私は、2008年9月12日、地面を掘って拓本作業を実施したところ、胸部だけでなく腹部にも模様線がありました。その模様線は、他の同種の線刻石仏13体と、ほぼ似ていました。
その後、模様線のCG加工もおこないましたが、線が分かりにくかったため、作業が遅れていました。結局、2009年9月16日に左側写真にあるようなCG模様線が加工できました。念のため、判別が難しい模様線は、CG加工はしていません。
なお、建立(制作)当時は、最初から地面に埋まってはいなかっと思われます。たぶんに、地面のズリ落ちや、木の根っ子の関係から、現在ような状況になったと推測されます。詳細紹介ページは、「CG石仏写真(もくじ)」の『石堂屋敷の線刻石仏G』を参照願います。
(初回掲載日:2007年11月28日、第二次掲載日:2016年7月31日、第三次掲載日:2020年3月4日)
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