この草場の単体仏(滑石製平安仏)は、大村市草場町の墓地にあります。推測ながら元の場所は、ここではなく、末法思想時に造られた経筒・経塚と同じ場所だったと思われます。なお、現在は所有者の寄贈によって、大村市歴史資料館に所蔵されています。なお、この草場の単体仏(滑石製平安仏)の写真や造立などを紹介している論文や文献は、冊子「福重の石仏」以外には見当たらないようでした。。
・制作年代:平安時代末期頃
・大きさ:高さ43cm、横幅23cm
(仏部分は高さ31cm、幅23cm、台座の高さ4cm、幅22cm)
・石材:滑石製
(初回掲載日:2008年5月30日、第二次掲載日:2016年7月3日、第三次掲載日:2020年3月4日、)
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