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福重郷土史同好会
2012年の活動報告(1)

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福重郷土史同好会・無窮洞の史跡巡り報告(概要)

無窮洞にて(佐世保市)

日時:2012年1月29日09時00分〜13時00分<昼食:道の駅 彼杵の荘>
参加:6名
主な見学場所:
(佐世保市の)無窮洞(むきゅうどう)、梅ヶ枝酒造、かっぱ石・長競石、(川棚町の)川棚魚魚雷艇訓練所跡(特攻殉国の碑)、片島魚雷発射試験場跡など。

1)無窮洞(旧宮村国民学校地下教室)紹介について
場所:佐世保市城間町
<無窮洞(むきゅうどう)案内パンフレットより引用して紹介。下記の「」内>
 「無窮洞は第2次世界大戦中に、旧宮村国民学校(現市立宮小学校)の防空壕として掘られました。当時の校長の発案で昭和18年(1943)から昭和20年(1945)8月15日の終戦の日まで掘り続けられました。

 掘ったのは、先生に指導された高等部(今の中学)の生徒たちでした。男子がツルハシなどで掘り、女子が整形を、下級生が運び出しを担当しました。

 「無窮」とは、きわまりがなく無限という意昧です。正面の岩壁に刻まれた銘は、当時の校長により書かれたものです。無窮洞は、当時の宮村国民学校裏手に掘削されました。凝灰岩をくりぬいた主洞は幅5m、奥行き19mの大きさがあり、教垣を備えています。

 副洞は幅3m、奥行き15mの大きさがあり、ほかに書類室や台所、便所、避難道(非常階段)なども造られています。空襲のとき数回、全校生徒約600人が避難しましたが、酸欠状態になったために、農家から「唐み」(農具の一種)を借りだし、入り口から空気を送ったというエピソードもあります。平成14年(2002)の市制百周年記念で整備して、公開しています。

 この無窮洞を見ながら口々に「子どもたちが掘ったとは思えない防空壕だ」、「設計は大人がしたのかもしれないが、デザイン的に天上などはアーチ型で美しい」、「戦時中によく、これほど掘れたものだ」、「もっと佐世保市や長崎県は宣伝する史跡ではないのか」などの感想がありました。最後に案内して下さった阿波さんに感謝の言葉を述べて、次の見学場所へ向かいました。

  無窮洞以外の、その他の見学場所は、以前1回行った所などもあり、報告書としての概要紹介は省略します。

関係ページ:無窮洞

次回の例会予定
・2月6日19時00分〜

(以上)



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