開催日時:2011年9月11日17:00〜17:30 主催:今富浮立保存会
場所:今富町(いつもはグランドゴルフに使用されている会場)
参加:全体で約140名(踊りと援助者=約70名と、観客・関係者=約70名含む)
概要:(上記横長写真は、総練習前の集合写真) 今回の今富浮立・総練習は、今度9月19日に開催される第93回福重地区敬老会での本番披露に備えたものでした。会場には、福重地区10町の公民館長や地域から大勢の観客が参集されていました。今富浮立の歴史は、別途、福重の伝統芸能の『今富浮立』ページをご覧になればお分かりの通り、歴史のある踊りで戦前戦後も含め、ずっと福重地区の敬老会などで度々踊られてきました。(上野調べながら)近年では今富町・大神宮でのおくんち(改築落成祝い、2005年10月16日開催)、大村市民会館での大村市老人福祉大会(2005年10月26日開催)以来、約6年ぶりの踊り披露でした。
日中暑いにも関わらず15時から今富浮立保存会の方々は、衣装への着替えや会場準備作業をされました。そして集合写真を撮った後、御厨(今富浮立保存会)会長から「久しぶりに福重の敬老会で踊ることになった。今日は総練習だが本番並みに踊りたい。見て下さる方々からも大いなる拍手で応援して欲しい」などの挨拶がありました。
まわりの田んぼから稲穂の風も吹いてくる夕方前に、総練習は2回披露され、その都度観客から大きな拍手や歓声が上がっていました。郷土芸能は、どなたも「いいことだ、大切だ」と口では言われます。しかし、その踊りを継続、練習、披露、保存するには、保存会あるいは町内の方々のご努力と苦労も伴います。郷土芸能を名実ともに保存し続けておられる今富浮立保存会の皆様のご奮闘ご労苦に敬意を表するものです。最後になりましたが、今富浮立保存会・援助者・関係者あるいは熱心に観覧された福重地区の公民館長始め大勢の観客の皆様、大変お疲れ様でした。(なお、この総練習の模様は、大村ケーブルテレビ、9月22日、23日に放送される予定です)