最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク
福重の写真集 その219
九州グリーン・ツーリズムシンポジウム2012 in 長崎(概要報告)

 左画像の通り「九州グリーン・ツーリズムシンポジウム2012 in 長崎 魅力満載! こぎ出せ長崎G.T.」と銘打って下記の日時、場所で開催された。
日時:2012年12月5日〜6日

場所:長崎県内7エリア
(高島、西海、大村・波佐見、島原半島、松浦・平戸・佐世保、小値賀、五島)なお、大村や福重地区関係でも様々な見学、体験、交流会コースなどがあった。

県央地域の大村農家民泊コー(最下段の画像参照、福重地区も関係あり)
 ただし、上野が撮影に同行した福重・松原地区周辺では、シュシュ、果汁工場、沖田農園(バナナやパイナップル栽培など)、農家民泊、交流会、料理
体験教室、田中鎌工業(鍛冶の作業)などであった。その後、大村市役所横にある「シーハットおおむら」や「さくらホール」に場所を移動し、フード交流会、全体会などが開催されました。
参加者:676名
(「目標の500名を大きく上回る参加者があった」とのこと)

注:「グリーン・ツーリズム」とは
(農林水産省ホームページより)=「農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動です。 欧州では、農村に滞在しバカンスを過ごすという余暇の過ごし方が普及しています。英国ではルーラル・ツーリズム、グリーン・ツーリズム、フランスではツーリズム・ベール(緑の旅行)と呼ばれています」

私の感想師走の寒い、あるいは年末の何かと忙しい中、これだけ大勢の方々が九州各県から長崎県に参加されたことは,、私にとってちょっとした驚きでした。民間だけではなく、中には自治体の職員さんも多数おられたようです。

 農山漁村地域と言えば、どこも後継者不足、経営的に苦しいなどが言われていますが、このシンポジウムに参加された皆様は、本当に元気な方ばかりだなあとの印象を持ちました。その原動力は、やはり自らの経営安定、さらには「自分の住んでいる地域を何としてても活性化させていきたい」との熱い思いがあるからでしょう。

 何回となく参加された人達の中には、まるで小学校からの同級生か、地域起こしの仲間同志、あるいは九州はどこも一緒みたいな雰囲気で各地域からの経験報告や挨拶に対し暖かい共感の拍手が湧き起こっていました。私の住む大村市も、このグリーン・ツーリズム(私は便宜上「大村の景色シリーズ」の「はじめに」ページに”ヨーロッパ型観光”とも呼んでいる)を生かした地域起こしに向いている所です。

 しかし、残念ながら今の大村市の観光は、(先のリンク先ページ「はじめ」の通り)何十年間も「旧・大村中心市街地(市役所)中心主義」みたいに同じ「大村公園、武家屋敷通り、旧楠本正隆邸、大村純忠、天正遣欧4少年」ばかりを繰り返しています。その結果、まるで「それら以外は見なくても良いと言うような”目隠し観光”に繋がり「偉大な通過都市・大村」、「素通りのまち・大村」を自ら作っているように見えます。

 このシンポジュームを撮影しながら九州各県の方々に学ぶ点は、本当に多いなあと思いました。最後になりましたが、九州グリーン・ツーリズムシンポジウム2012 in 長崎に参加された皆様、大変お疲れ様でした。



最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク