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福重の写真集 その241
2013年 第12回市民と議会のつどい(語ってみゅーか)<概要報告>

第12回市民と議会のつどい(語ってみゅーか)
日時:2013
年11月13日19時00分〜21時05分 
場所:福重住民センター
主催:大村市議会議員

参加:
議員=6名、福重地区内外の住民=30名
 (注:語ってみゅーかとは、大村市議会の議員が4班に分かれ、年2回、市内8地区で開催されている議会報告会です。この中で、市制の様々な課題や活動状況の報告と8地区そぞぞれの地域にある諸問題や要望などについて議論を交わす場でもあります)

主な議題:
1)開会あいさつ
2)議会報告
  (1)大村市議会の新体制
  (2)9月定例会の概要
    ・インターネットテレビ事業、・航空機を活用した大村市PR事業、・こどもを事故から守るプロジェクト事業、・商店街対策事業、農林施設災害復旧事業などの説明 
3)意見交換 
4)フリートーク(市政全般についてのご意見・ご要望などをお聴きします)
5) 閉会あいさつ
などでした。

福重地区からの主な発言=産業廃棄物処理施設についての意見

 今回の質疑応答は、2件を除きほぼ全部の意見が、今富町の字(あざ)丸山に計画中の産業廃棄物処理施設の件ばかりでした。1時間半位で述べ20回近くの討論でしたので詳細書けませんが、特徴的な意見を次の<>内にまとめています。(順不同)

  ・福重地区町内会は反対であり、その陳情書を11月1日に大村市長と市議会宛に提出した。福重は「フルーツの里 福重」の言葉通り、フルーツや観光農業が盛んである。また、将来、新幹線車両基地もできるなど今後、観光などにも期待されている。そのような中、レインボー道路沿いに産業廃棄物処理施設が出来るのは地域発展のマイナス要因であり、福重地区として断固反対である。

・地域住民は5回も6回も産業廃棄物、公害問題(牛糞、廃タイヤ、ゴミ散乱などの問題)で苦労してきた。子や孫の代まで美しい自然を残したい。住みやすい環境の願いは法律以上に重いものであり、そのような気持ちで、この問題は考えている。

・11月2日(今富町公民館開催の)住民説明会に大村市議会議員が出席し、まるで市や市議会の代表のような立場で住民に説明、説得をしていた。中立的立場であるはずの市議としては大きな問題だ。 ・また、会社と質疑しているのに(市議には聞いてもいないのに自ら勝手に)横から住民の質問に答弁までしていた。

・さらに福重地区町内会長会がまとめた反対陳情書の討論、作成方法や内容にまで問題あるような言い方までしていた。 ・市や市議が進めている総合運動公園(国体施設)が重要とするなら、この件(産業廃棄物処理施設)も同じように考えるべきだ。

今年7月3日(福重地区住民センターで開催の)地区別ミーティングの席上で、松本市長は産業廃棄物処理施設の建設に対し、「地元が反対するならば市としても反対だ」と述べられた。市議会も同じように反対して欲しいので是非要望したい。

  ・萱瀬の産業廃物問題で水資源が問題になったが、今回の産業廃棄物処理施設の下流側にも4ヶ所の水道用ボーリング施設がある。また広い耕作地もある。 ・工場敷地の真ん中から住宅や社会福祉施設間の距離と、敷地境界からの距離とでは大きく違う。会社説明に問題あった。 

 (あと、産業廃棄物処理施設の質疑前に「市立病院の黒字化は何故できたのか」との質問があった。また、質疑終了前に「学校の2学期と3学期について」の意見などがあった)

 概要、以上のような地域からの質問及び要望がありました。それに対し、市議からは何回も分かりやすい答弁あるいは、黒板使っての産業廃棄物処理施設の法律上のこと、許可の手続きの流れ、あるいは市の対応などの説明がありました。

 さらに、「市議会としてできること、あるいはできないこともある。しかし、地域住民の方の意見は様々あって当然だと思っている。持ち帰って、我々で対応すべき事項はやっていく」などの発言がありました。

 「第12回市民と議会のつどい」に参加された市議や地域住民の皆様、お疲れ様でした。


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