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福重梨の花(弥勒寺町、市道上から撮影) |
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福重梨の花(弥勒寺町、花を中心に拡大) |
撮影日時:2014年3月31日16時15分
場所:大村市弥勒寺町(市道上から梨園を撮影)
概要
福重梨は、福重のブドウとともに「フルーツの里・福重」を代表する果実です。当然、実を付けて出荷できるのは、一番早い品種で毎年8月初旬頃からです。
梨は、国語辞典の大辞泉によれば、次の「」内の通り書いてあります。「梨(なし)=バラ科ナシ属の落葉高木。葉は卵円形。春の終わりごろ、白い5弁花をつけ、秋に大形で果皮に斑点のある実を結ぶ。果樹として栽培され、二十世紀などの青ナシと長十郎などの赤ナシがある。ナシ属には西洋ナシ・中国ナシなども含まれ、品種が多い。ありのみ」
この春のシーズンは、梨の花が咲く季節です。今年=2014年は、春分の日(3月21日)の数日後より梨の花が咲きはじめ、先週中頃から満開を迎えています。
今の時季、桜もしくはシャクナゲの花が有名過ぎて、あまり梨の花は一般には知られていないと思います。私が見た印象や感想ですが、まず梨園いっぱいに白い花を付けていますので、畑横を通る市道上の車窓からも良く分かります。(右側1番目、2番目写真参照)
福重梨の花弁は、桜に比べ大きく、真っ白で可憐、清楚な花です。そして、この花は、青空に良く映え、けっこう目立つもので印象に残るものです。(右側3番目写真参照)
私は、福重梨を食べるだけの者ですから、その品種などの詳細は正確には分かっていません。しかし、福重梨の品種は、主なものだけでも幸水、豊水、二十世紀、新高、新興などがあるようです。
その収穫時期は、毎年8月初旬から出回り、10下旬まで続きます。このような品種の中でも、福重梨の代表格が(全体の約70%を占めている)”豊水”(ほうすい)です。私個人の好みや財布事情から、この”豊水”が年間で一番食べている品種でもあります。
ただ、右側3枚写真が、梨の品種として”豊水”か、どうか、私は分かっていません。(当然、梨園の方は、品種をご存知です)いずれにしても、この満開の花から、やがて実をつけて大きな福重梨に成長するには、速くても4か月以上経ってからでしょう。
今から待ち遠しい気がしますが、天候に恵まれて、梨園や購入者の方に喜ばれる品質になってくれることを願いつつ、もう少しだけ見られる福重梨の花を車の窓から眺めたいと思っています。
関係ページ:福重梨(概要紹介)
(掲載日:2014年4月1日)