名称:福重小学校5年生の餅つき 日時:2014年12月23日09:00〜11:50
場所:福重幼稚園の敷地内 参加者:約130名(内5年生は51名、あと先生・保護者・他の小学生・幼児や地域の人や関係者含む)
(3)餅つき中 |
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(4)餅丸め中 |
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内容(概要):福重小学校5年生は、今年度、春の田植え、秋の稲刈り(10月30日に実施。この時の稲刈りの状況は、このページからご覧下さい)と、総合学習をおこなっていました。そして、今回は、稲刈りで収穫したモチゴメ(30kg)を使っての餅つきでした。
最初に全員集合して、挨拶や注意がおこなわれました。そして、エプロンや三角巾を付けて、準備はOKです。それより先に保護者の方々が、園舎横の広場で石臼(いしうす)2つが用意され、セイロ2組で蒸しておられました。
しばらくして、モチゴメの蒸し時間も充分となり、いよいよ餅つきとなり、最初少し柔らかになるまで男性の保護者がつき、仕上げを小学生がおこなう段取りで進みました。
小学生も慣れない手つきや杵(きね)使いで、たまには餅をつかないで石臼を叩くということもありましたが、回を重ねるごとに、コツを覚えられたようです。中には、「この子の杵使いは腰が入って、構えも大きいし、力が餅に伝わっている。将来有望だ」との評価をもらえる5年生もいました。
あと、ここでの陰の功労者は、あるお婆ちゃんでした。この方は、セイロ内のモチゴメの蒸し状況を見ただけで、ついて良いかどうかの加減が分かったり、石臼前では餅の切り返しや出来上がりまで自ら指導されていました。長年の経験のなせる勘と技(わざ)だと、一同感心していました。
つきあがった餅は、園舎前のテーブル上に運び、今度は飾り用の鏡餅、食用の丸餅(あんこ入り餅、きなこ餅など)を、お母さん方の手つきを見ながら小学生は、器用に丸めていました。このようなことを何回となく繰り返し、30kgのモチゴメは、みるみる餅に仕上がりました。
その後、試食となり、園舎前の階段に座って「おいしい」と言いながら食べていました。それは、そうでしょう。5年生自ら田植え、稲刈りをおこなったモチゴメで、今回自分の手で餅つきや餅丸めまでしたのですから、これまでを思い出しながらの試食は、一層美味しかったのではないでしょうか。
最後に、お菓子も含めた餅まきが始まりました。投げ役の5年生担任先生お二人から、「そっち投げるぞ」と言いながら、あるいは逆に5年生の方から、「こっちに投げてよ」、「こっち、こっちの方へ」などの大声が出る中、盛大に餅まきは終わりました。 餅つきに参加された皆様、お疲れ様でした。