第20回市民と議会のつどい(語ってみゅーか)
日時:2018年5月18日19時00分〜20時55分 場所:福重住民センター・大会議室
主催:大村市議会議員 参加:全体で34名(内、議員=6名、議会事務局1名、地区27名)
(注:「市民と議会のつどい(語ってみゅーか)」とは、大村市議会の議員が4班に分かれ、年2回、市内8地区で開催されている議会報告会です。この中で、市制の様々な課題や活動状況の報告と8地区そぞぞれの地域にある諸問題や要望などについて議論を交わす場でもあります)
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主な議題:
1)開会あいさつ
2)議会報告
・3月定例会の概要(別紙の資料をもとに説明あり)
3)意見交換
4)フリートーク(市政全般についてのご意見・ご要望など)
5) 閉会あいさつ
などでした。
福重地区からの主な発言
地域から、のべ30回近くの発言がありました。詳細な質疑応答の報告は省略しています。また、進行としては主に「福重の地域要望」と「市政全般」と別れていましたが、討論は同時に出されていたこともあり、同種同内容はまとめながら、順不同で書いています。
福重地区からは主に次の「」内のような質問、意見や要望など(一部の内容は省略)が出されていました。あと、下記の見出しや太文字などは上野が便宜上、分かりやすくしているだけです。
1)地域要望、その他
「出張所(住民センター)の建て替えは大変遅くなるようだが、、熊本震災では避難所が被害に遭った例もある。建て替えは予定年度よりも先にすべきではないか」 、 「寿古町の下川原の道は狭いため、火災時に緊急車両も入らない。なんとかして欲しい」 、「また、通学路脇に用水路があり、児童の危険もある。市職員も安全パトロールなどもして安全対策をして欲しい」
「手話の件がこの報告書に書いてあるが、手話通訳士の資格者になるには相当な技量が必要と思われる。その前の手話講習会の充実などが必要ではないか」 、「(大村市の)乗合タクシーの件、5月から新たに改訂すると聞いたが、どうなっているのだろうか」 、
「中学校の不登校は減ったが、小学校の方は増えていると聞く。その対策の検討を要望する」 、「沖田の新幹線車両基地近くの道路で、排水の関係で一か所だけでは水が吐けないと思う」 、「グランドゴルフで、有料ながらいつでも出来る所などが鹿島にある。大村でも出来ないのか」 、「総合公園、古賀島など使用料金のアンバランスがあるのではないか。改善を」 、
「公民館建て替えの件で、地元負担を増やせば町内会に入らない人が増える。建設を先延ばしすると年々、修繕改善費が増えて、新建設どころではない。市街地みたいに世帯数が多いところは、市:町=5:5でも良いかもしれないが、世帯数が少ない町は、建設費負担が大き過ぎる。市の建設補助金の負担割合の増額を願う」 、
「町内会加入者と、加入していない人と差が大き過ぎる。加入者だけ、例えば消防団関係費用とかを負担している」 、「市関係負担金が高すぎる。市側が全額負担しないと町内会費が高くなるばかりで、また未加入者が増える」 、 「市は、町内会加入のため、どんな取り組みをしているのか」 、
「県市一体図書館の建物は分かるが、中身内容・システムは、どうなっているのか、なんの発表もない。市民にも知らせるべきだ」 、「ふるさと納税が減っている。売り上げにも影響しているので、対策を願う」 、「小学校新入学児童用の黄色のランドセルカバーなど、交通安全協会に負担を求めるのではなく市側で負担して欲しい」 、
「大村陸上競技場(4種=公認ではあるが最低ランクの競技場のこと)が、降雨時などひど過ぎる。大村市で行いたい競技も諫早へ借りに行ってやっている状態だ。是非、全天候型トラックへ改善して欲しい」 、「長年要望しているが、福重に広場を造って欲しい。2月、小学生児童からも大人達へ、ボール遊びできる場所が欲しいとの訴えもあった」
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2)市役所(市庁舎)建て替え問題について
市役所建て替えの市の基本計画は市議会で否決し、本当に市民に寄り添った討論にすべきである
「市役所建て替えの件、今度こそ全議員で市側の基本計画を否決して、時間かけて本当の討論をして欲しい。昨年、市側が説明した前提条件の基本が今年になり全く違っている。また、あまりにも初歩的ミスがひど過ぎる。国の補助金の金額も違い過ぎる。建設時期もだ」 、
「建設費も昨年は80億円と言い、今年の基本計画は100億円。いずれ、こんなやり方なら、また120億円と言い出すだろう」 「過去、大村市は市民アパート建設時、事前に地質調査もしない、非常階段も付けない設計ミスで、業者から指摘されて追加予算は約3億円。 使い道もない、買わなくても良い(旧)浜屋デパートなどは当初予算よりも改修費が高い。議会の承認も得ずにゴミ捨て場購入など、いくらでも例がある。市民は何回も、だまされてきた。このような市のやり方が直ったことがない」、
「ある市議OBの方は現在の市役所の場所を決めた約55年前の市政は、”大村市政、最大の失政だ”と言っておられた。また、その失政を繰り返すのか」 、 「今回の市のやり方は横暴な感じがする」 、「市の提案は当初から間違っていた。さらに今回、市に対し不信感大である。裏切られた気持ちである」 、「議会も市側に対して、弱すぎるのではないか」、
「市議会が頑張って欲しい。そうなれば市の計画中止は出来る。ろう学校時代、大村市長から頼まれて色々とやってきた。まさか、こんな事態になるとは。建て替えの話よりも、先にやるべきことがあるのではないか」
上記の質問や要望に対して、市議の方からも丁寧な答えがあったが、このページでは、その内容は省略していますので、ご了承願います。なお、上記の質疑応答の詳細ページは、いずれ大村市議会ホームページに掲載されます。通常ならば、次回の「市民と議会のつどい」までに掲載されます。そのページは、「市民と議会のつどい」の目次ページの右側から、当該リンク先をクリックして参照願います。
「第20回市民と議会のつどい(語ってみゅーか)」に参加された市議や地域住民の皆様、お疲れ様でした。 (以上)
大村市役所建て替え関係ページ:・「2017年、大村市・新市庁舎建設意見交換会(概要報告) 」 、
・「大村市庁舎(市役所)の歴史」=<大村市庁舎(市役所)の現在地(玖島一丁目)は、1962(昭和37)年当時から不便で大問題の場所だった。現在将来を考え、西大村・竹松地区境界地域が市役所の敵地であることを歴史は教えている>
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