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写真・報告 その678
2024年、松原小学校「昔遊び」(概要報告)
(写真1)  松原小学校1年生の「昔遊び」 はじめの会 奥は松原地区の講師、手前側は先生と1年生
 (写真2)  松原小学校1年生の手作りのプログラム
松原小学校「昔遊び」(概要報告)
日時:2024年11月21日
17日10時05分~11時20分
場所:
松原小学校・体育館
参加:全体37名
(先生4名、、児童20名、、地域13名、関係者者含む)
・関係ページ:上野の講話=「2020年1月21日、松原小学校での歴史講話(概要報告)
(写真3) 1年生代表の「はじめの言葉」 
(写真4) 地域の講師によるお手玉の模範
(写真5) 竹馬
(写真6) 紙風船
 
 (写真7) 挟み囲碁?
 (写真8) 折り紙 
 注1:このページの掲載写真は順不同で、整理番号には何の意味もない。
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主な内容
 松原小学校の体育館では、1年生が来る前から先生方や、地域の年配者によって、「昔遊び」道具が並べられていました。ご本人達自ら何十年か(?)前に遊んいた物ばかりで、懐かしい感じで見ながら児童が来るまで見て回っておられました。それらは、上野が見て覚えている範囲内で、例えば「竹馬」「竹とんぼ」「竹鉄砲」「竹弓」「けん玉」「コマ」「紙風船」「お手玉」「おはじき」「羽子板」「輪投げ」「挟み囲碁?」「将棋」などでした。

 しばらくして、授業時間となり、1年生と地域の講師とのミーティングが始まりました。児童の代表2名から「こんにちは。よろしくお願いします」との挨拶があり、それを聞いていた地域の方々は、自分の孫か、ひ孫見るように目を細めておられました。

 その後、1年生全員、遊んだ所にシールが貼れる紙を持って、次々とまわっていました。私は、当初、ファミコンゲームと全自動の機械式遊具に慣れている子どもたちが、アナログそのものの「昔遊びの道具」に興味を持って、実際一つひとつ、やっていくのかなあと思いながら見ていました。

 しかしm遊び道具の名前までは知らなくても、自ら手に取り、直ぐに実際やってみる子ばかりでした。その一例として、竹とんぼの場合、当初は力み過ぎて、遠くに飛ばせず、手元近くに落ちるばかりでした。ところが、トンボを持つ手を工夫したり、飛ばすコツを知ったり、年配者から「ゆっくり、飛ばしてみて」などの指導も受け、段々と3m、5mと飛ぶ距離が長くなっていきました。

 羽子板は、一人ではできないので少し慣れた子が、「こうやって打った方が良い」みたいな感じで、お友達に手本を見せていました。お手玉では、「少しできるようになったよ」と言いながら皆に見せてもいました。
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「昔遊び」の意義も含めて上野の感想
 撮影者の上野は、所用のため福重地区の農家に行く関係上、1時間近く体育館にいて途中で退出することなりました。そして、今回の「昔遊び」の授業を見て、その意義も含めて感想程度の内容で、次に書いていきます。

 (1)回数重ねて上達>-----全部が手作り(アナログ)の遊び道具は、回数重ねれば上達すること。 
 (2) 創意工夫>-----そのためにも(名称や我流などは脇に置いても)子ども達は、自然に創意工夫していること。

 (3)友達づくり>-----人でできる遊びは別としても、お友達と仲良くしながら遊べる楽しみもあること。
 (4) <同時に多種類の遊び>-----広さは必要だが、数十種類の遊びが次から次へとできること。
 (5) <自ら作ることも可能>-----(一般にファミコンゲームは作れないが)「 昔遊び道具」の場合、年配者や保護者の援助は必要だが、子どもでも作れること。また、完成した喜びもあること。

 総じて、昔から「子どもは遊びの天才」とも呼ばれてきました。それは、遊び道具がない所でも、その時その場の限られた設備や諸道具でも楽しく遊んできたからでしょう。そして、何かとアイデアも用いて、上達もしてきました。また、現在のように電気が必要なゲームと違って、たとえ電気やバッテリーなどが無くとも、この「昔遊び」ならば家族で楽しく遊ぶことが可能とも思えました。

 私は、はるか60数年前、子どもだった頃に遊んだことも思い出し、今回は楽しい授業の見学となりました。 参加された全員の皆様、お疲れ様でした。
(写真9) 羽子板 (写真10) コマ 
 (写真11) 竹弓   (写真12) 竹鉄砲

・関係ページ:「2020年1月21日、松原小学校での歴史講話(概要報告)


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