福重小学校・郷土史クラブ(立福寺の龍踊りビデオついて)
日時:2014年7月16日、14時30分〜15時15分
場所:福重小学校・図工室
出席:全体8名(児童は4名、先生方3名、上野)
・前回内容(概要)は、ここからご覧ください。
主な内容:立福寺の龍踊りビデオついて
まず、立福寺の龍踊りのビデオを全員で見ました。このビデオに写っていた場所は、立福寺公民館の庭で踊られていたものです。たぶん、何かの祭りで大勢の観客に見せるようなものではなく、録画・記録用と思われます。
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右側最奥が液晶テレビ、その手前側が生徒さん、後方側が先生方 |
そのため、踊りの流れ自体が分かりやすい内容でした。これを見た児童が、直ぐに鉛筆で質問、疑問などの要点をサラサラとノートに書き出していました。
そして、次の「」内のような意見が、各自から出されていました。 (順不同)「龍踊りの重さは?」、「何名で踊るのか?」、「どんな楽器があるのか?」、「なぜ立福寺町で踊られるようになったのか?」、「龍踊りの歴史は?」など多数。
その後、再度ビデオの続きを見ました。それは、立福寺の龍踊り保存会長(当時の方)が、踊りの由来(起源、歴史)、踊りの現状などを説明をされていました。この話は、一部生徒さんの疑問に答える内容でもありました。
ビデオ上映の後、上野の方から、「龍」という空想上の動物の由来、立福寺の龍踊りで最も古いと思われるドラの刻印年号(安政六年=1859年)の写真や話、さらには踊りの楽器、人数などについて補足説明をしました。
<上野の感想など>
児童は、ビデオ上映時も食い入るように熱心に龍踊りの模様を見ておられました。また、それを見て疑問点、今後の質問点などもまとめられていました。その発言を聞いて、私の方からの感想含めて「あなたは、いい質問をしますね」とか、「なかなかスルドイ意見ですよ」と述べました。
このような児童の疑問や質問は、郷土史研究の原点でもあり、次回も楽しみになってきました。出席された皆様、お疲れ様でした。
(次回の郷土史クラブは、9月24日です)