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福重郷土史同好会
2006年の活動報告(2)

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第2回福重郷土史同好会・例会報告(講座も通算すると10回目)
日時:2006年10月27日19時00分〜21時00分
場所:住民センター・2階和室、参加者:7名
内容:1)大村の偽装の歴史問題 、 2)日程 、 3)文化祭 、 4)その他

1)大村の偽装の歴史問題
(別紙:偽装の歴史問題資料、市のガイドブック、郡三踊資料、新聞の投書欄などを説明)

極めつけの偽装の歴史”案内板
大村市指定史跡の寺島
沖田踊
・補足説明
主な偽装は2項目である。
(1)「大村千年の歴史」
(2)「大村純伊」由来説の起源(大村寿司、郡三踊)。ただし、寿しも踊りも五百年以上の歴史がある。

(1)「大村千年の歴史」について
 現在、大村市採用している「初代の大村氏が藤原姓で、四国から944年に大村に来た」と言う説は、その裏付け史料は何もなく、江戸時代大村藩の偽装である。それを現在も大村市が継続しているのは、全くおかしい。

(2)「大村純伊」由来説について
 これも実際は佐賀側であった敗戦や一時の領地回復などをあたかも大村側で起こったように描いた誤用である。「大村純伊」由来説の起源(大村寿司、郡三踊)とする記述内容は、総ておかしい。

:ただし、大村寿司、郡三踊とも五百年以上の歴史があることは正しく、「大村純伊」由来説が間違いである)

 また、郡三踊は民俗学の学者が、「戦勝踊ではなく神事芸能踊」と即断された。

<上記の質問、意見など>
Q:何故、大村市は偽装の歴史を変えないのか?

A:以前は変える動きもあったが、また完全に戻っている。いくら各方面から指摘されても変えていない。しかし、今春大村氏の子孫の方も「千年の歴史」は止めるべきだと主張された。あと、史跡を教える立場の人の中には、「歴史は人それぞれで違っていても、いじゃないか」と言う人がいて、唖然とした。

 大村氏系図の偽装などについて、大村市以外の方々がホームページで指摘されている。いくら大村市内で偽装を隠しても隠せない時代になっているのではないか。

<沖田踊についての補足>
・沖田町内に「わじ小屋」と言う伝承があったことが最近判明した。想像に基づく絵も描いて公民館に貼ってある。
・「沖田踊が踊られた庭」の伝承話もある。

2)今後日程
史跡見学について
・大村家墓所 11月13日住民センターに10時集合、若干の打ち合わせ、その後現地へ向けて出発。

特別講演会について
・福重で遺跡を発掘された方に講師をお願いする。
・日時は2007年の1月〜2月と希望するが相手様に合わせる。時間帯は平日の仕事時間帯で、お願いする。
・主催は例えば沖田町内会と共催とする形でも当然歓迎する。
・折衝窓口は竹山さんとする。

3)福重地区文化祭参加の件
・標題の件(11月5日開催の文化祭へ)「福重郷土史同好会からも、例えば天狗伝説の写真を掲示するとか何らかの形で検討してもらいたい」との要請があった。(報告と補足説明)
・討論後「天狗伝説の写真を掲示する形式で参加する」ことを決定した。上野が担当する。
・準備費用その他、後の例会で討論することとなった。

4)その他
・次回の同好会は11月27日、時間と場所はいつもと同じ。

(福重郷土史同好会・第2回例会報告は、以上)

掲載日:2006年11月23日
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