大村市長へ、冊子「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>」の贈呈(概要報告)
日時:2021年7月2日13時15分〜13時35分
参加:市側は市長など6名、福重郷土史同好会は2名
場所:大村市長・応接室
主な内容:「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>」の贈呈、記念写真など
概要:2021年7月1日から発売開始している「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>」(以降、「冊子」と称する)は、2021年度の「大村市なんでんかんでんチャレンジ40助成金」を受けたものであった。そのため、そのお礼と報告のため、園田・大村市長へ本の贈呈をおこなった。その発言内容などは、以下の通り。一部、発言内容を分かりやすくするために、太文字などに変えている。。
福重郷土史同好会から冊子発行にあたってのお礼と報告を概要、次の通りおこなった。 この冊子は、2021年度の”なんでんかんでんチャレンジ40助成金”の認可があったからこそ、作成できた。主管の地域げんき課の皆様には、手続き方法など懇切丁寧に教えて頂き、また審査委員の方含めて、改めて感謝申し上げたい。
次に冊子内容にもある通り、市長から寄稿文を寄せて頂いた。さらには、市の広報・河川・道路などの関係各部署から貴重な被害写真を提供して頂いた。それを表紙や口絵など大きな写真としても掲載した。しかし、紙面の都合上、全部を載せきれなかったことは、ご容赦願いたい。
冊子「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>の作成、発行について
この冊子を何故作成したかについて、申しあげたい。
1)昨年の水害直後から市内で80名以上の被害者の聞き取り調査をした。同時に1500枚以上の被害写真を市内全域で撮影した。このようなこともあり、被災者に寄り添って、我々で何ができるかを考えて、記録して残すことではないだろうかと考え、冊子作成を思い立った。
今は、誰でも覚えておられるが、記憶が年々薄れていけば様々な被害さえ忘れていくのでないか。でも、記録や写真があれば、またよみがえって対応できるかもしれないと思った。
2)大村の自然災害で最大な出来事は、昭和32(1957)の大村大水害だ、この時、犠牲者19名はじめ市内全域で甚大な被害が出た、雨量も史上最高で、昨年(2020年)雨量と対比して、1日も1時間も約2倍降った。この大村大水害を原点に、昨年水害も教訓にして、今後考えることが必要と思って古写真も掲載して強調している。
3)この冊子の目的の一つは、市作成の防災マップと併せて、今後の防災・減災の願いである。そのようなことから、この冊子についても市広報誌などで広報をお願いしたい。
園田市長の発言について
市長からは、概要、次のこと(青文字)を述べられた。 この本を頂き、感謝したい。内容は、見やすく分かりやすい。昨年7月6日に水害発生して、もう直ぐで1年ということもあり、先日の市の幹部会議でも思い起こして、災害に備えていこうと話し合ったばかりだ。昨年の水害は、久しぶりの大きな被害で、避難所、その他色々なこともあった。しかし、そのような経験もあったので、その後の台風時に対応することができた。
また、市の防災マップも作った。このマップは、上の隅に穴が空いている。ここに紐を通して使えば、どこでもぶら下げておけば、いつでも見ることができるようにしている。今年も、まだ、梅雨時季でもあるし、注意が必要と思う。この本も活用していきたい。今秋、地区別ミーティングも開催予定である。その時、また市に対しても意見を言ってもらいたい。
発言の概要は、以上の通りだが、このページ掲載写真通り記念写真も撮った。また、ご参考までに、この冊子「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>」は、7月中に大村市立の小・中学校へ寄贈する予定である。なお、本冊子に写真を提供して頂いた大村市の関係各部署・2校の小学校や市民の方などへは、別途、お礼を兼ねて順次、贈呈中である。。
なお、この冊子は、下記の書店で販売中なので、できれば是非ご購入をお願いしたい。
・販売店は、下記の通り。
(1) クリップスオン (住所:大村市東本町606、電話:0957-53-2180)
・問い合わせ先:『福重ホームページ』管理人:上野のメールアドレスへ
・関係ページ:冊子紹介ページ「2020年7月6日 大村水害<被害写真と記録集>」 「昭和32(1957)の大村大水害」
(以上)
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