名称:福重小学校5年生の餅つき 日時:2016年12月10日09:00〜11:15
場所:福重幼稚園の敷地内 参加者:目測で約100名(5年生全員ならば48名、あと先生・保護者・他の小学生・幼児や地域の人や関係者含む)
(3)餅つき中 |
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(4)餅丸め中 |
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内容(概要):澄み渡る青空のもと、今年の餅(もち)つきが、おこなわれました。福重小学校5年生は、今年度、春の田植え、秋の稲刈り(11月4日に実施。この時の稲刈りの状況は、このページからご覧下さい)を自らおこなっていました。そして、今回は、その稲刈りで収穫したモチゴメ(30kg弱)を使っての餅つきでした。
集合前の準備段階から5年生の保護者の方々によって、モチゴメ、蒸すためのコンロ、羽釜、せいろ、お湯、石臼、杵(きね)、それにモチを丸めるためのボウル、ステンレスバット、餅入れ箱、机などの準備がされていました。
09時過ぎに全員集合して、まずは担任の先生から、挨拶や注意がおこなわれました。そして、園舎横の広場で石臼(いしうす)が用意されていたので、蒸しあがった順番に餅つきが始まりました。最初少し柔らかになるまで男性の保護者がつき、仕上げを小学生がおこなう段取りで進みました。
はじめ、小学生は、慣れない手つきや杵(きね)使いでした。しかし、回を重ねるごとに、コツを覚えられたようです。中には、「この子の組は杵使いが上手だ」などの声も掛かるくらいに、杵を持つ構えが良く腰が入って、力が餅(もち)に伝わっている評価をもらえる児童もいました。
つきあがった餅は、園舎前のテーブル上に運び、今度は飾り用の鏡餅、食用の丸餅(あんこ入り餅、きなこ餅など)を、お母さん方の手つきを見ながら小学生は、器用に丸めていました。このようなことを何回となく繰り返し、30kg弱のモチゴメは、みるみる餅に仕上がりました。
その後、試食となり、園舎の周囲や階段などに座って、「おいしい」と言いながら食べていました。中には、「アンコの入った餅が味があって美味しい」と言いながら食べていました。それは、そうでしょう。5年生自ら田植え、稲刈りをおこなったモチゴメで、今回自分の手で餅つきや餅丸めまでしたのですから、これまでを思い出しながらの試食は、一層美味しかったのではないでしょうか。
最後に、転任の先生と校長先生から、「5年生は田植え、稲刈りをしたモチゴメを今日、餅つきして食べれるようになりました」、「今日の準備から餅つき、後片付けまで出来ましたのは、保護者や地域のご協力のおかげです。ありがとうございました」などのお礼がありました。餅つきに参加された皆様、お疲れ様でした。