(大村)市民植樹祭(概要報告)
日時:2018年3月4日、開会式は10時40分〜11時15分(この時間前後にも各自で植樹あり)
場所:大村市野田町(赤似田堤から南東方向へ約150mの私有地=山林や農地など)
主催:さくら日本一まちづくりの会
参加:約100名
植樹の本数:今回は130本 (植樹予定面積:3,300坪)
主旨:八重桜で日本一のまちにしようと活動中の「さくら日本一まちづくりの会」の活動の一環として「市民植樹祭」が開催されました。また、この日、シンボルツリーである醍醐の桜(太閤千代しだれ)の前で記念植樹の写真撮影もありました。
開会式の主な内容:
・川添会長の挨拶
概要、次の<>内の挨拶がありました。 <平成34年には新幹線も開通し新大村駅もできる。しかし、今の大村では観光客は来ないと思い、楽しい、魅力あるものを何かつくりたいと計画した。そして、大村桜は天然記念物で、これを千本植えれば日本でオンリーワンであり、”日本一の桜名所”になる。そうなれば、全国から観光客が来てもらえるのではないだろうか。
この植樹の場所は土地所有者の中里氏から約3,300坪提供して頂いた。ここにある桜は、皆様の”マイツリー”であり、年に数回の草取りや少しの肥料をやれば数年後には見違えるようになるだろう。あと、そこにある”メリンダのさくら”を紹介したい。<(写真8)参照> この桜の苗木は、大村に(2017年に)ホームステイされたオーストラリアの方が植えられた。そして、「サクラが大きくなったら両親を連れて再訪問したい」とも述べられた。最後に、市長始め行政のて方へ、桜の町づくりの理解も援助もお願いしたい>
・園田・大村市長の祝辞
概要、次の<>内の祝辞がありました。 <大村は長崎空港、高速道路があり、さらに新幹線も通る。このような高速交通網が全部そろっているのは日本全国どこにでもあるものではなく、珍しい方だ。このような有利な条件も生かしながら、先ほど申された大村桜、八重桜を中心としたオンリーワンの観光名所になればと期待している。大村市の行政としても、この桜を生かした町づくりに努めていきたい>
次に2名の来賓挨拶の後、川添会長、大村市長、里脇県議会議員の手によって記念植樹がおこなわれました。<右上側の(写真4)を参照> ----------・・----------・・----------
・シンボルツリーの「醍醐の桜」(太閤千代しだれ)について(下記「」内は、主催者からの案内電子メールより引用)
<醍醐の桜 世界遺産 総本山醍醐寺 住友林業株式会社筑波研究所は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたことで有名な総本山醍醐寺の桜の子孫で、樹齢約160年と
言われている「太閤しだれ桜」のクローン増殖に成功しました。 樹勢が衰え、枯死の危険性があった大しだれ桜の樹勢回復と 後継樹増殖の研究に1999年から取組み、その結果2004年
3月にバイオ技術で増殖したクローン桜の開花に成功しました。 2004年11月に移植し、翌年3月に無事醍醐寺の境内で 開花しました。 「太閤千代しだれ」と名付けられたその桜は、親木と並んで
毎年花をつけています。>
・植樹記念標示板について
平成27(2015)年10月1日設立された「さくら日本一まちづくりの会」では、大村桜を含めた八重桜で日本一を目指し活動中です。その会の募集、呼びかけに応えられた方々によって植樹された、マイツリーの周辺には同じ数の記念標示板(アルミ板)が立てられています。
例えば、「大村市グラウンド・ゴルフ協会設立20周年記念」を始め、小学・中学・高校入学記念、緑寿記念、結婚記念などを見ました。さらに、全部を視認できていませんが、他にも還暦・古稀・喜寿など沢山の記念植樹の表示板もあったことでしょう。
・植樹祭、参加者の声
多くの方の聞き取りは出来ませんでしたが、数名の方から、次の「」内の声や感想を聞きました。 「今日は晴れて本当に良かった」 「66歳を記念して緑寿祈念の桜を植えた」 「地元からも来た」 「この苗木は我々が植えた。是非写真を撮ってくれんね」などを聞きしました。
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市民植樹祭の主催者、ご来賓、参加された皆様、大変お疲れ様でした。皆様の植えられた桜が何年か後に見事に花咲くことを祈念しています。そして、皆様の今後のご努力により、たくさんの観光客の訪れて下さる名所になることを念願しています。
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