第70回福重地区成人式
日時:2019年1月3日 (式典、記念写真と祝賀会)10時30分〜14時00分、 他:祝賀会終了後、福重小学校にてタイムカプセルの開封作業と記念写真
参加数:全体で62名(成人者31名、・来賓19名、主催者及び関係者12名)
主催:福重地区町内会長会(式典と祝賀会まで)
場所:大神宮(今富町) 、シュシュ(ぶどう畑のレストラン、弥勒寺町)
<福重地区成人式の概略史は、最下段を(ここから)ご覧下さい>
記念式典と祝賀会の概要:
空いっぱいに広がる青空のもと、気温も穏やかな中で、第70回福重地区成人式は、開催されました。例年同様、今年の成人式も、まず今富町の大神宮にて式典・神事(写真2参照)がおこなわれました。その後、記念写真の撮影でした。(写真1、3を参照)
記念写真の後、弥勒寺町のシュシュへ移動し、祝賀会が始まりました。祝賀会では、まず主催者の日高・福重地区町内会長会・会長から開会の挨拶(写真4参照)がありました。その後、ご来賓を代表して園田・大村市長(写真5参照)から、成人者へお祝いや期待の言葉とともに、「AIなどが進んでいる時代に、皆さんは新しい発想で切り開くことができる、そしてチャレンジできる世代だ。イノシシ年でもあるので、イノベーション、そして何事にも挑戦して欲しい」と語りかけておられました。
それらの挨拶に対して、成人者代表の挨拶(写真7参照)があり、成人式開催の感謝、これから頑張っていくことなどの言葉を述べておられました。その後、朝長・市議会議員のご発声で、乾杯がありました。しばらくして、成人者が自己紹介や今後の抱負などを述べられました。(写真8参照)
その中には、(順不動で)「医学部でも学びたい」 「船乗りで海上自衛隊で働いている」 「陸上自衛隊だ、国を守りたい」 「看護師になるため勉強中だ」 「パイロットになりたい」 「もうコンビニで働いている。皆さん来店して欲しい」 「大学生で勉強もスポーツも頑張っている」 「今は大学生だが将来は教員になりたい」
「今、勉強しているが、いずれ農業を継ぎたい」 「長崎県も大村市も好きなので地域に貢献したい」 「今、求職中だ。皆さん、どこか招いて欲しい」 「社会に貢献したい」など、自己紹介や将来の抱負が述べられました。
懇親会でも成人者同士、久しぶりに会ったことでもあり、各テーブルごと、学生時代や現在のことなど、お互いに話が盛り上がっていました。中には、グループごとスマホでの自撮りも多かったです。また、ありがたいことに上野のテーブル(カメラマン席)まで来て頂き、「(8年前の)福重小学校時代、写真撮っていたカメラマン姿を見ていましたよ」などと語りかけてもらいました。
祝賀会最後の方では、成人者全員、壇上に登り、福重小学校・浦山校長先生の指揮による福重小学校の校歌、引き続き園田市長の指揮で郡中学校の校歌の合唱がありました。(写真9、10参照) いずれの校歌も、成人者にとって約8年〜5年ぶりの校歌合唱で、当時に戻られた雰囲気もありました。
祝賀会の締めとして、成人者の今後のご活躍ご多幸を祈念して、清水・福重地区開発委員長のご発声で参加者全員、大きな声で万歳三唱をおこないました。
福重小学校にてタイムカプセル開封と記念写真
シュシュでの祝宴後、成人者は、母校の福重小学校グランドに集合しました。そして、運動場・校舎の一周、遊具を触ったりしながら、当時を思い出しながら数名で写真を撮られていました。
8年前の卒業時に埋めたタイムカプセルの掘り起し作業は、今回埋めた場所に目立つ1m50cm位で絵の貼られたポール近くという目印があったため、例年よりも快速ピッチで地面下から見つかりました。しかも、このタイムカプセルは、ステンレス製の箱・ボルト・ナットの本格的な造りでした。
そのため、当然、中身(内容)も例年と違って濡れたり傷んでしていなくて、8年前そのままでした。そして、タイムカプセルに入れた自分の似顔絵、習字、たくさんの写真(校内相撲大会などの大きいサイズもあり)、運動会時の応援旗などを見ながらワイワイ・ガヤガヤと楽しい歓声が運動場に、ずっと響き渡っていました。
最後に、本館校舎と、東校舎(この東校舎は大村市内最古の鉄筋コンクリート校舎で、あと数年後解体、新築されるとのこと)をバックに成人者全員で記念写真を撮りました。(写真10参照) 第70回福重地区成人式に出席、参加された成人者、主催者・来賓・関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
----------<参考資料>---------
福重地区成人式の概略史
(大村市)福重地区の成人式は、行政単位ではない地域主催で毎年開催されています。その歴史は、戦後まもなくして、福重青年団の主催でスタートしました。ご参考までに、初回開催は、上野の推測ながら1949(昭和24)年1月15日(成人の日=国民祝日の施行2年目)と思われます。今年2019年現在で、第70回目でした。
先の説明通り、戦後まもない頃より長年ずっと福重青年団の主催でしたが、団員数の減少にともない、何十年か前から青年団が事実上なくなりました。次に主催団体が変わり、福重地区町内会長会が主催して今日を迎えています。
あと、昔は地域単位(行政単位ではない)の成人式は、長崎県内でも大村市内でも色々な所でありました。しかし、今日では大村市内で福重地区の一か所のみ最初から長年継続していました。念のため、近年、松原地区でも再度、地区の成人式が開催されるようになったとの状況もありますので、現在の地域成人式は、大村市内で2か所の開催が正確です。
あと、長崎県内でも行政主催は多いのですが、このような地域単位は、もう数か所位しか継続されていないとも言われています。そのような数少ない地域の成人式ということからか、新聞・テレビなどの取材も続いています。
・関係ページ:「大村歳時記シリーズ(目次)」の『福重地区成人式』