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写真・報告 その438
2019年 野田町、本蔵権現の御神待ちと、子ども相撲大会(概要報告)
(写真1) 拝礼のため拝殿に入る前 (写真2) 拝殿周囲の掃除と、土俵の準備作業中
 
(写真3) 公民館内で打ち合わせ中(清掃と食事会準備など)
(写真4) 子ども相撲大会
 
(写真5) 子ども相撲大会 

野田町、本蔵権現の御神待ちと、子ども相撲大会(概要報告)
 注:御神待ち
の発音は、通常、大村弁で「おかんまち」で、共通語では「おかみまち」である。この意味や由来は、下記内容を参照。


日時:2019年11月4日
(日)15:30〜17:10
場所:大村市野田町、本蔵権現と野田公民館
参加:合計=35名(内、子ども=15名大人=20名)
・関係ページ:本蔵権現の紹介ページ
 ・「御神立ち(おかみたち、大村弁:おかんたち)
 ・「御神待ち(おかみまち、大村弁:おかんまち)

内容:(注:2018年の報告ページからも引用して作成している)
 大村市野田町(旧・野田郷にある)本蔵権現御神待ちは、長い歴史のある秋の伝統行事です。伝説の話しながら、この御神待ちを極簡単にいえば、本来は10月初旬に出雲大社へ、御神立ちされた神様が、ふたたび戻って来られたので地元の氏子(うじこ)が迎えるという儀式です。

 さらに、くだけて分かりやすくしますと、「わが町の守り神様(鎮守様)、出雲までの長の(往復)旅行、大変お疲れ様でした。また、この野田町や住民を守って下さい。今日は、ゆっくり、子ども相撲でも見学し、食事しながら休んで下さい」みたいなものでしょうか。

 本蔵権現の創建年代も不明で、さらに、この行事の古記録がないので、いつ頃から始まったのか不明です。しかし、たぶんに遅くても江戸時代からは続いている行事と思われます。

・主な流れ
 この行事の主な流れは、最初に野田公民館に今年度の締め元(世話役)が全員集合して、二手に分かれて今日一日の段取り打ち合わせをしました。その内、公民館の組では、(写真3参照)清掃と食事会準備前の打ち合わせをおこなった後、公民館内外の掃除でした。その後、子ども相撲大会後の食事会にむけての準備・調理作業が続きました。

 あと、もう一組は、本蔵権現へ行って、拝殿内外の清掃作業(写真1、2参照) さらには子ども相撲大会準備のため土俵の整備をおこないました。いずれの組も昼前には、いったん自宅に帰り、昼食をすませ、再度、15時頃に公民館へ全員集合しました。

 そして、ほぼ全員、本蔵権現へ行って15時30分から子ども相撲大会をおこないました。子どもたちは、全員元気いっぱいで、相撲も一人で何番もとる子もいました。皆と一緒に相撲取るのが、本当に楽しそうでした。野田町も何年か前まで一時期、この子ども相撲もできないくらい人数が少なかったです。しかし、また、大勢で出来るようになって、大人たちも目を細めて見守り、応援しました。このように本蔵権現まわりの森に子ども達や大人の歓声が、響きわたるのは良い光景でした。

 そして、場所を野田公民館に移し、食事会でした。(写真6、7参照) その前に、子ども達へ相撲大会の賞品を渡し(写真6参照)、 今回この行事の締め元(世話役)代表から御神待ち行事の概要説明と、朝からの準備した人達への感謝の言葉などがありました。その後、各種の料理や、おにぎりを皆で美味しくいただきました。 本蔵権現御神待ち子ども相撲大会に参加された皆様、大変お疲れ様でした。

(写真6) <中央、白い袋から>相撲の賞品を子ども達へ  (写真7) 締め元代表の挨拶(右側で立っている人)


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