写真・報告 その522 |
2021年、松原神楽・「舞」の練習(概要報告) |
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(写真1) 松原神楽・「舞」の練習(=手前左右側の子ども達。中央部の方は指導者、後方は見学の地域の方々) | ||||||
日時:2021年10月5日19:30~20:30 場所:松原八幡神社・社務所 参加:全体10名(子ども、大人・関係者含む) 注1:この松原神楽の詳細について、後日分かりしだいに書く予定なので、今回は主に写真掲載にとどめている。 注2:この松原神楽の本番は11月に開催される「松原くんち」で奉納・披露される。そのための練習がおこなわれている。 注3:掲載写真は順不同で、整理番号には何の意味もない。 主な内容(概要のみ): 2021年11月開催予定の「松原くんち」で披露される松原神楽の練習パートは、大きく分けて、「舞」 「横笛」 「太鼓」がある。そして、その総合として、「全員一斉練習」もある。 上野が、今回見学したのは、その内の「舞」である。神楽は、どの担当(持ち場)も重要で、先のパート全部が、総合力を発揮しない限り成り立たないのは言うまでもない。私が見た目で、この「舞」は、披露の場所では、一番目立つところで、また、神楽の物語を見せる中心部分ともいえる。 そのようなこともあり、「舞」の主題である深澤儀太夫(ふかざわ ぎだいゆう)の練習2名も、指導された方(神主さん)も真剣そのものであった。今回の練習は、「舞」全体の約1/3相当分で、主に深澤儀太夫が鯨(クジラ)取りに出かける前に、クジラを突くモリ(銛)を点検準備しているところを表しているという。 今回、手•足含めて体全体の動きまで、何回も繰り返し練習されていた。子どもたちは、通常ならばしない、神楽独特の「ゆったり感」含めて、はじめ不慣れな動きだった。しかし、繰り返すごとに良くなり、後半部のビデオ撮影段階になると、当初と見違える感じだった。 また、指導者の教え方に無駄がなく、ポイントをついた、それでいて練習者の納得いくまでの繰り返し場面もあった。また、「このビデオを見て、1日5分でも良いから練習して下さい。神楽は体を動かし練習するだけ上達する」との言葉もかけられていた。この話し方は、一見何でもないようにも思えるが、子どもたちに無理強いすることなく、さらに次につながるような良いアドバイスだった。 あと、慣れない畳の正座から立ち上がる時、足のシビレでうまくいかない時には親御さんからの苦笑もあったとか、和気あいあい感もあり、総じて真剣な中にも和やかに「舞」の練習初回は終わった。 |
関係ページ:(大村の偉人・有名人・活躍人)「深澤儀太夫(ふかざわ ぎだいゆう)」 、上野の話した「2019年1月22日、福重小学校4年生へ、深澤儀太夫の講話(概要紹介)」 |