<補足説明>
(1)写真左側には、警防團第二分團員ノ一部の文字があります。警防団については、前の「警防団第一第三分団員の一部」ページにも書いていますので、ご参照願います。なお、国語辞典の大辞泉には下記のことが書いてあります。
警防団:第二次大戦中、地域の消防や防空などのために組織された団体。昭和14年(1939)設立、同22年廃止。
(2)当時の福重村には、第一、第二、第三の警防団があったようです。上記写真は、その内の第二警防団の一部です。
(3)写真には、38名の方が写っておられるようです。戦争中(出征兵士も多い)ということもあるのか、年齢の高い人が多いようです。
(4)撮影場所は、今富郷(町)の大神宮です。この写真では、大神宮の東側にある招魂碑前で、ほとんどの方が階段に座っておられます。後列上部にある招魂碑は、1927(昭和2)年に建立されたものです。ただ、上記写真でも分かる通り土台にある手すり部分は新しく見えてもいます。
(5)上記の撮影場所(大神宮)からして、この第二警防団は私の推測ながら当時の今富郷、重井田郷、立福寺郷、野田郷などの人達から組織・維持されていたのではと思われます。(先の町名は、大神宮から近くにある町だから記念写真も、ここで4撮られたのかもしれません)
(服装関係などについては、前の「警防団第一第三分団員の一部」ページの(5)を参照願います)
(初回掲載日:2013年8月30日、第2次掲載日:2013年9月1日、一部改訂:2013年10月7日)
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