<補足説明>
この武留路の馬頭観音は、現在地(三社大権現の鳥居近くの道路脇)にあるが、元からここにあったのではなく、どこからか移設されたものと聞いた。現在は、武留路町の中心部周辺にある三社大権現近くなので、場所的には大変分かりやすい所である。
上記のデータ表にある通り、碑文に建立年(大正6年=1917年)は彫られているが、建立者名はない。ただし、地元の方の話によると、当時の武留路郷(町)の人たちによって造られたようだ。本像下部にある碑文は、拓本作業などをするまでもなく、肉眼でも読める。
この馬頭観音の本体そのものは、大村市内で極普通に見られる造りである。ただし、本来ならば石材の色そのものだけだが、この馬頭観音は、部分的に色が付いていたのではないかと思われる。その理由までは、分からなかった。
いずれにしても、土台石3個の上に本像はあり、大変見やすいものである。(
右側写真説明:上記左側写真とほぼ同じ位置から撮った本体のみの写真である)
(初回掲載日:2014年9月11日、第二次掲載日:9月13日 )
|