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2023年、(福重小学校)白馬様の祀り(概要報告)
 福重小学校、福重幼稚園、PTA、保護者による白馬様の祀り後の記念写真
白馬様マーク入りの福重小学校・創立150周年記念のエコバッグ(福重小学校PTA制作) PTAのシャツ(背面部デザイン)
 右端側:白馬様の前にて準備中
 教職員・子ども・PTA・保護者の安全を祈願中

2023年、(福重小学校)白馬様の祀り(概要報告)
日時:2023年1月18日
16時25分〜16時45分
参加数:
全体で30名(福重小学校、福重幼稚園、PTA、保護者、関係者など)
場所:福重小学校、白馬様(校舎裏側の畑の端で開催された))
(大村歳時記シリーズの)白馬さまの紹介ページは、ここからご覧下さい
 注:掲載写真は順不同で、上からの順番には何の関係もない。

概要白馬様は、教職員と児童の守り神様です。事前準備のため16時前から福重小学校の先生やPTA役員を中心に、熱心に動いておられました。この日の開始頃、気温9度位ながらも少し風があったためか肌寒い感じで、祀りが執り行われました。主な内容としては、供養と記念写真でした。

 あと、今回も新型コロナ対策で、従来の内容も参列数も簡略しておこなわれました。(人数は例年=新型コロナ前の約半分で、妙宣寺のご住職はじめ福重小学校・福重幼稚園の先生、PTA役員、保護者のみで、福重地区町内会長会や地区関係諸団体の参加はありませんでした)

 それでも、皆様、白馬様の裏側の碑文や、その史跡説明板の文章にある「教職員と児童の守り神様」の通り、白馬様の供養も兼ねて教職員・児童の安全、健康、活躍などを熱心に祈願されました。そして、最後に最上部の記念写真を撮影して終わりとなりました。今年の出席者や関係者の皆様、諸準備から後片付け含めて、大変お疲れ様でした。
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 ご参考までに、白馬様について簡略化して書きますと、次の<>通りです。 < この白馬様の建立は、昭和16(1941)年1月です。建立者は推定ながら当時の福重村か福重小学校だったと思われます。建立当初の由緒などは先のリンク先に書いてある通りですが、建立以降、学校・幼稚園・PTA関係、福重地区の方々などで、「教職員、児童の守り神様」として長年祀ってこられました。 

 <白馬さまの詳細な紹介は、白馬様の紹介ページ、このページ最下段の(「福重のあゆみ」より)白馬さ項目あるいは白馬様の史跡説明板。また、白馬様マーク入りの福重小学校・創立150周年記念のエコバッグ(福重小学校PTA制作)なども参照>
教職員・子ども・PTA・保護者の安全を祈願中
PTA役員・保護者による後片付け中


(「福重のあゆみ」より)白馬さま
(しらうまさま)
福重小学校の校舎裏、一段高い所に「白馬さま」が祭られています。毎年1月の末に先生方やPTAの方々で「白馬まつり」が行われています。福重小学校が皆同にあったころ、小学校では不思議なことがたびたび起こりました。夜になると、廊下や天井を白い馬が走り抜けたり、刀を打ち合わせる音が聞こえたりしたのです。

中央部の右側が白馬様、左側が史跡説明板
白馬さまの挿絵
(福重のあゆみ「小学生版」より)

 学校の建っていた所は古戦場(合戦のあった所)の跡だとか、馬の墓があった所だといわれていました。  元の小学校跡の近くには「合戦で討ち死にした武士の墓」と言い伝えられる墓が今もあります。馬の幽霊が出ると聞いた福重村の村長さんが「そんなバカなことがあるものか」といって小学校に泊まられたそうです。

そうしたら、寝ている部屋の天井をパカパカ走り回る馬の足音が聞こえ、村長さんは自宅へ逃げ帰ったそうです。また、先生方の病気が多かったり、亡くなる先生もありました。そういうことが続いたので、この地で亡くなった人や馬の霊を慰めなければと「白馬さま」として祭ることになりました。

昭和16年(1941年)のことです。そのためかあやしいことは起こらなくなり、「白馬さま」は学校・児童の守護神(しゅごしん、守り神)として祭られていました。その後、校舎は今の場所に移転しました。ところが、新しい学校でもまた馬の亡霊が現れたり、子どもの事故が続いたりしました。

 そこで、学校とPTAが話し合い「やはり白馬さまを祭らなければ」ということになり、前の学校跡に残してきた「白馬さま」の祠(ほこら=神を祭る小さなやしろ)を、昭和31年に今の場所に移して祭るようになりました。そのおかげか、学校は何事も起こらず、順調にいくようになりました。白馬さまには、このようないわれがあるのです。  (福重のあゆみ「小学生版」62〜63ページより)



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