大村の史跡説明板・案内板シリーズ | 萱瀬スギ希少個体群保護林 |
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(写真1) 中央部は萱瀬スギ希少個体群保護林の標示板 (大村市中岳町) | ||||||||||||
<用語解説> 森の巨人たち百選とは、林野庁のサイトによると次の「」内通り。「国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき巨樹・巨木を中心とした森林生態系に着目し、代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しました。各地域の協議会の自主的な活動によって、巨樹・巨木に係る治療、保護柵、表示板の設置、周辺森林環境の整備などの保護活動を実施しています。」 BD型土壌とは、日本の傾斜型の森林土壌に多いようだが、詳細かつ正確には、長野市デジタルミュージアムの「BD(d)型土壌 適潤性褐色森林土(偏乾亜型)」ページを参照のこと。 【(4) BD(d)型土壌 適潤性褐色森林土(偏乾亜型)】
標示板写真周辺の説明 念のため、この標示板は、(写真2)でお分かりの通り。「(標示板)森の巨人たち100選 No.85「萱瀬スギ」の近くにある。そのため、この項目も次からは、ほぼ同文であることは、ご容赦願いたい。 」大村市街地や国道34号線から萱瀬地区へ行く場合、坂口町から国道444号線(しあわせ街道)を走行するのが、多いと思われる。この道路を進むと、左・右側にある萱瀬小学校、萱瀬中学校、萱瀬地区住民センターなどが見えて来る。 さらに行くと、左側に郡川、榎木茶屋河川公園、久良原公民館(きゅうらばるこうみんかん)などがあり、その先、今度は右側に「萱瀬スギ1.8 km」の標識がある。そこから、しばらく登り続けると、郡川の支流に架かる短い橋を渡ると、車が複数台が駐車可能な少し開けた所(コンクリート製の道路)がある。 ここが、「森の巨人、萱瀬スギ」の登り口にあたり、大村市設置の案内板がある。さらにコンクリート舗装の道路を数百m位進むと、左側斜面に今回紹介中の九州森林管理局設置の案内板がある。 この標示板周辺にも大きなスギがあるが、是非見たい幹まわり約4m90cm もある「大名杉」などは、あと、数十分間登らなければならない。 全くのご参考までに、ここの森林で見えないが、北北西側方向に川(源流部に近い)があり、その先の尾根に「切詰城跡」がある。 標示板の内容 右下側の(写真3)は、先の(写真1と2)に写る標示板を拡大表示したものである。この写真から、標示板の文章のみを転記したのが、下記の<>内の青色文字である。なお、下記からの文章は、上野の転記ミス、あるいは、改行その他を変えている場合もあるので、あくまでも、ご参考程度に閲覧願いたい。もしも、引用・参照されるならば、必ず現地の標示板から願う。 < 萱瀬スギ希少個体群保護林 本保護林は県内で最も古い人工林です。藩政時代に大村藩が林政に力をいれ、藩林として盛んに植林を行いました。国有林はこれを引き継ぎ、一時期は大径材生産目的で輪代期を200年と設定していましたが、これらは戦時下に殆ど伐採されました。現在では残った萱瀬スギの老齢林の保存を図り、学術研究等に資するため、貴重な森林として保全•管理しています。
1、場所 大村市中岳町萱瀬山国有林8林班 2、面積 3.73ha 3、樹齢 約250年(令和2年度時点) 4、地況 標高400m、北東向き、平均傾斜20度 BD型土壌、葡行土、基岩安山岩 5、林相 スギの老齢林となっており、樹幹は幾分疎開してい 九州森林管理局 長崎森林管理署 (令和2年度設置) > ---------------------------- <用語解説> BD型土壌とは、日本の傾斜型の森林土壌に多いようだが、詳細かつ正確には、長野市デジタルミュージアムの「BD(d)型土壌 適潤性褐色森林土(偏乾亜型)」ページを参照のこと。 【(4) BD(d)型土壌 適潤性褐色森林土(偏乾亜型)】 匍行(ほこう、英語: creep)とは、「斜面物質が重力などによって、緩慢に斜面の下方へ移動する現象」、詳細かつ正確には、ウィキぺディアの「匍行」ページを参照のこと。 ----------・・・----------。。。---------- 補注:上記にある樹齢、樹高、幹周の数値は、この標示板が設置された頃、、つまり「森の巨たち100選」に選ばれた年頃と思われる。そんため、その後も年数が経っているので、スギの成長により、少しは大ききく変っている可能性もある。 補足 (この原稿は準備中。しばらく、お待ちください) ・関係ページ:<(標示板)森の巨人たち100選 No.85「萱瀬スギ」> (初回掲載日:2025年1月31日、第2次掲載日:2月9日、第3次掲載日:2月13日、第4次掲載日: 月 日、第4次掲載日: 月 日) |
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