大村の史跡説明板・案内板シリーズ | 玖島崎樹叢 |
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(写真1) 中央部は玖島崎樹叢(くしまざき じゅそう)の説明板 (大村市玖島一丁目、大村公園内) | ||||||||||||
<用語解説> ・樹叢(じゅそう)とは、「植生によらない、自生した樹木が密生している林地。神社境内の社叢などに見られることが多い。」(実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典) 史跡説明板写真周辺の説明 玖島崎樹叢の史跡説明板が建っている所は、大村公園、玖島城跡(「二の丸」)である。(この玖島城跡を説明すると大変長くなりますので、詳細は「玖島城跡」ページからを参照願いたい) ここへ行くには、主に次の3通りがある。
(2) 先の「板敷櫓」の石垣の下部西側にある駐車場から木製の階段を登って、そこから(1)と同じ位である。 (3) 大村市野球場近くか、または(逆方向にある)長崎県教育センターから同じく大村公園(玖島城跡「二の丸」)に徒歩で登ると、「浜田謹吾の銅像」などが右手に建っている。さらに歩くと、(1)と同じように見えてくる。 先の(1)、(2)、(3)のいずれでも、「板敷櫓」が大きな目印といえる。なお、玖島崎樹叢(自然林)は、史跡説明板周辺だけでなく、玖島城跡の「二の丸」「三の丸」に広く繁茂している。この林の中に入れば昼でも少し暗い感じがして、真夏日には国道34号線沿いの暑さと比べて少し涼しい感じさえする。 あと、「本丸」(大村神社もある)の所から眺めれば一部南側を除き東西と北部面に樹叢が見える。この林の中には(目測ながら)幹回り3mか5m以上ありそうな大木もある。(樹木や、樹木以外の植物の種類は下記の説明文を参照) 史跡説明板の内容 |
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・説明板の内容 上記の説明板写真を横書きにしたものが、下記の<>内の青文字である。ホームページ上、原文の縦書きを横文字にかえている。また、改行や2段を1段にも変えている。上野の転記ミス、その他もあるので、あくまでも参考程度に閲覧願いたい。引用・参照されるならば、必ず実物の史跡説明板の文章から願いたい・ < 県指定 天然記念物 玖島崎樹叢 この樹叢は、玖島城の本丸を取り囲むように茂る自然林で、城の東側の斜面から教育センターの手前まで広がってます。 樹叢の中には、クスノキ、シイノキ、ナナメノキ、ヤマモガシ、ヤマモモ、バクチノキなど主に暖地性の樹木があり、また 大陸性のコバノキチョウセンエノキも見られます。樹下には、クンマザサ、イワガネ、シロヤマシダ、ホウチャクソウ、ムサシアブミなど珍しい植物が生えています。特に注目されることは、諫早が北限とされていたヒゼンマユミが樹叢内でいくか発見されたことです。
この樹叢は、自然保護の上からも、学術的にも、極めて貴重なものであり、昭和四十九年県の天然記念物に指定されました。現在も自然の状態で保護されています。 平成十五年三月 大村市教育委員会 > |
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補足 (この原稿は準備中。しばらく、お待ちください) ・関係ページ:「 」 (初回掲載日:2024年10月28日、第2次掲載日:11月8日、第3次掲載日:11月23日、第4次掲載日:11月28日) |
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