開催日時:2014年3月30日10時00分〜10時30分
場所:弥勒寺町公民館東側、熊野権現の境内、上八龍の線刻石仏の前
参加:8名(妙泉寺の上人、中田石碑店、弥勒寺町内会、福重郷土史同好会など)
主な内容(概要)
上八龍の線刻石仏の移設工事内容については、既に< (「上八龍の線刻石仏」移転工事前の)お祓い(概要報告)>ページや、< 「上八龍の線刻石仏」移転工事(概要報告)>ページに掲載中ですので、リンク先から、ご参照願います。
その移設工事が土台の仕上げ工事を除き、無事終了に近いので3月30日、上記通りの日時、場所で関係者が集い、上八龍の線刻石仏の魂入れ(入魂式)がおこなわれました。
<ご参考までに。一般の参照事例だが、仏や墓などで工事前は魂抜き(抜魂式)を行い、その後工事にかかり、工事終了後に魂入れ(入魂式)が執り行われる>
妙泉寺の上人に、魂入れを執り行って頂きました。その後、参加された方々から、「石が大きいから迫力あるね」、「(改築して数年後の)熊野権現との関係で、あの空間に石仏が安置されたので(雰囲気的に)”重み”まで加わったと思う」、
「これで、後は(土台の)仕上げを待つばかりだ」などの感想や意見が出されていました。魂入れに参加された皆様、お疲れ様でした。
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弥勒寺町内会や花見会でも大きな話題に
また、この直後の11時より弥勒寺町内会では、町内会と毎年恒例の”花見会”が公民館で開催されました。この席には、福重地域起こし団体の前役員で、今回の移設工事の計画担当者でもあった一楽さんとともに、上野もご招待を受け、親しく懇談してきました。
その中でも、町内の方から口々に、「大きさにびっくりした」、「あの石仏は(田んぼの)土手にあった頃は草むらに隠れて見えなかったが、今見て来たら本当に大きい」、「今回移設できて本当に良かった」、「(これを機会に)弥勒寺の石仏は有名になるかもしれんね」などの感想が寄せられていました。
このような感想を聞くにつれ、今まで行きにくかった前場所から、今回、市道から歩いて30秒もかからない平地にある大きな上八龍の線刻石仏は、地元の方だけでなく、福重の史跡巡りや美味しいフルーツなどを買いに来て頂ける方々へ、大きな目標物や話題提供になるのではと確信しました。招待して頂いた弥勒寺町内会の皆様、改めて大変ありがとうございました。
関係ページ:上八龍の線刻石仏 、 弥勒寺の熊野権現
(掲載日:2014年3月31日)