写真・報告 その557 |
2022年、玖島中学校・美術部が描いた観光案内板(名所案内板) |
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(写真1) 玖島中学校・美術部が描いた観光案内板(JR岩松駅) | ||||||
玖島中学校・美術部が描いた観光案内板(名所案内板) デザイン:大村市立玖島中学校・美術部 絵のみの大きさ:縦90cm、横120cm 場所:JR大村線・岩松駅の下り線ホーム 設置年月日:2022年8月17日 設置者:大村市 <文字について>(写真1を参照) ・上部の大文字:歴史あふれる自然の町 鈴田 ・最下部左側の小文字:「デザイン 2021年度 大村市立玖島中学校・美術部」 ・最下部右側の小文字:「板面制作 大村市」
<絵の説明>(左側上部から時計回りに) 桜(千本桜か)、山並みと太陽、十字架(鈴田牢屋跡)、宮崎新田(水田)、下鈴田浮立(鈴田の郷土芸能)、大村湾 <なぜ、この名所案内板を紹介しているのか> 念のため、私は絵心などは、全くない。そのため、下段の項目含めて、これから書いている内容で的外れも多々あろうと思われる。標題の件だが、それは箇条書きにすると次の事柄である。 ・中学生(美術部)が、若い感性で地元の名所や象徴的な場所を描いたことである。 ・しかも、地元の歴史事項も描いているので郷土史愛好家として興味を持った。 ・現在、新幹線ばかり注目される中、在来線の駅構内に設置されたのにも注目した。 以上のような理由ながら、私は、このページに掲載して情報発信しようと考えた。そして、ほんの少しでも鈴田地区の名所や観光案内に役立つのなら、嬉しいかぎりである。 <感想、補足など> 1。全体の色彩あるいは各名所の色が、メリハリが効いている。また、黒色がそれらを際立たせている。 2、鈴田川の近くにある村主大明神(ちゅうず だいみょうじん)近くから鈴が見つかり、それが由来で鈴田村(現 鈴田築)の地名が付いたのは、有名な話しである。さらに、この鈴は「清水(しみず)、わき水」の意味もあり、鈴田の水の豊さ(五穀豊穣 ごこくほうじょう)を表している。この絵には、その水田の中でも特に広い宮崎新田を描いてあると思う。 3、鈴田地区にいくつかある郷土芸能は、「鈴田ふれあい祭り」などで披露されている。ここからは私の想像だが、この絵を描いた中学生も浮立を踊った経験者、あるいは先の祭りで何回見学したのではないだろうか。 4、鈴田には桜が各所にある。その中でも「すずた1000桜公園」は有名で、桜花爛漫(おうからんまん)の時季は見学者も多い。鈴田の小中学生も見ているので、今回、この桜が描いてあるのではと想像した。 この絵を見ると、改めて鈴田地区の自然の豊かさや身近な歴史が再確認できるものだ。 ----------・・・----------・・・----------・・・ ・関係ページ:「郡中学校・美術部が描いた観光案内板」 |